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浜松・初生町に日曜限定のパン店 3坪のスペースで主婦が夢かなえる

クッキー生地に「はったい粉」を使うことで香ばしく仕上げた「麦こがしメロンパン」

クッキー生地に「はったい粉」を使うことで香ばしく仕上げた「麦こがしメロンパン」

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 浜松・初生町に1月28日、パン店「mofu mofu」(浜松市北区初生町、TEL 053-569-1444)がオープンした。

外から見える場所にガラスのショーケースを配した店舗

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 主婦で2人の子どもを育てる店主の加茂淑恵さん。10年以上会社員として働いていたが、パン好きだったことから趣味でパン教室に通い、独学でパンについて勉強した。その後転職し、パン店で修業を重ねたが、結婚し子どもが生まれたことを機に退職。子どもを育てながらも、いつかはまたパン店で働きたいという思いを持ち続けていた。子育てが落ち着き、半年前から自宅の敷地内でパン店を始めようと準備を開始。夫の協力の得られる日曜限定でオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約3坪。自宅横にキッチンと作業設備を整えた同店。鉄鋼業の父親に棚や作業台を作ってもらうなど周りの人の協力を得て完成した。正面にはガラスのショーケースを用意し、対面販売形式で営業する。

 販売するパンは自家製酵母を使ったパンを中心に約20種類。アレルギーのある人でも食べられるように乳製品や卵を使わない「食パン」(1斤=350円)と、小麦の外皮を使って糖質を抑えた「ブラン」(350円)、「ブルーベリー」(1本=600円)と食パンだけで3種類を用意。子ども用に野菜を使ったパン「プチかぼちゃ」や「プチほうれん草」(以上100円)などもそろえる。中でも「麦こがしメロンパン」(180円)はクッキー生地に「はったい粉」を使うことで香ばしく仕上がるよう工夫しているという。どのパンにも添加物は使わず、パンの中身に使う餡(あん)やカレー、クリームなども全て手作りにこだわる。

 「いろいろと新しいパンを開発していき、皆さんに気に入ってもらえるものを増やしていきたい。この地域には小さな子どもを持つ家庭から年配の方まで幅広い年代の人がいるので、どんな人にも食べてもらえるようなラインアップにできたら」と加茂さん。「現在は夫が休日に子どもの面倒を見ることで営業ができている。子どもが成長したら平日も営業していきたい」とも。

 営業日は日曜。営業時間は13時~17時。

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