浜松のメダカ店で「龍の瞳メダカ」 マニア垂涎の赤い目をした希少種

赤い目をもつ「龍の瞳メダカ」

赤い目をもつ「龍の瞳メダカ」

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 浜松のメダカ店「メダカ屋 猫飯(ねこまんま)」(浜松市西区村櫛町、TEL 070-1622-0318)が2月28日、「龍(りゅう)の瞳メダカ」の販売を始めた。

背が光る様子

 メダカや魚、昆虫などさまざまな小さな生き物の養殖・販売を行う同店。2015年から目が赤く背中の光る「アルビノ螺鈿光(らでんこう)」と背中が光りヒレの長い「松井ヒレ長幹之(みゆき)」を交配させ、「松井ヒレ長アルビノ螺鈿光メダカ」を2016年に誕生させた店主の池谷雄二さん。その後、交配を繰り返し、今年に入り遺伝率95%の同メダカが完成。赤い瞳をしていることから池谷さんが龍を連想し、「龍の瞳メダカ」と命名。正式販売にこぎ着けた。

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 龍の瞳メダカの特徴は目が赤く、背中が光り、ヒレが長いところにある。2代目の世代には400匹産ませた中から5匹しか産まれない貴重なメダカだという。3年間交配を繰り返し、7代目でようやく遺伝率95%を達成した。全国で同メダカを開発したのは池谷さんが初めてで、95%の遺伝率を達成したのも初だという。

 アルビノは色素が薄く成長が遅いことから繁殖が難しい。視力が低いことから人工飼料だと食べが悪く、ゾウリムシやミジンコなどを与えて生育。「稚魚の頃は直射日光にも弱く管理が大変。通常のメダカであれば卵を産ませるまで1カ月半だが、同メダカは3カ月以上かかった。手の焼けるメダカだっただけに思い入れがある」と池谷さん。

 池谷さんが「マニアにはたまらない」と言う同メダカは現在予約待ち状態。全国から問い合わせがあり、すでに同メダカのオスメスのペアが5組売れ、卵30個セットは20組販売している。

 「昔から生き物が好きでメダカなどの交配を趣味でやってきた。常に自分で研究をして、新しい種を年間約5種類生み出している。その中でもかなり貴重なメダカができた」と池谷さん。「常に最先端を目指している。これからも楽しみにしていてほしい」と意気込む。

 メダカはペアで5万円、卵30個セットで1万円。同店とホームページで購入できる。