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浜松・田町のセミナールームに8メートルの巨大な黒板アート ユニークな海の生き物描く

「海の生き物」をテーマにした黒板アート「夏の海だもの」

「海の生き物」をテーマにした黒板アート「夏の海だもの」

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 浜松・田町のセミナールーム「黒板とキッチン」で現在、黒板アート「夏の海だもの」が公開されている。

 浜松で活動するイラストレーター大石晃裕さんと大石あゆみさん夫婦が制作した同作品。生き物をテーマに、ほのぼのとしたイラストを描く大石さん。ウーパールーパーやカタツムリなど普段目が向けられないような生き物に着目し、挿絵やチラシオリジナルグッズなどを制作している。

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 以前高知県に住んでいたころ、廃校でイベントがある際に黒板アートを依頼され、さまざまなアートを手がけてきた。同施設は営業時間内であれば誰でも出入りできる環境で、大きな黒板があることを知っていた大石さん。今年4月に地元の浜松に戻った際、同施設に黒板アートを提案。大石さんの思いが伝わり、制作が始まった。

 「海の生き物」をテーマに、魚や亀、カニなど約25種類の生き物をデフォルメしたかわいらしいフォームで描く。横約8メートル、縦約1メートルの巨大な黒板に、夫婦で協力して描き、約20時間かけて制作。消しゴムで輪郭の下書きをし、10種類のカラフルなチョークを使って描きあげた。絵の中にはカブトムシやクワガタが金魚の潜水艦の中でビールを飲むといったユニークなシーンや、ウナギやスッポン、フグなどの浜松にちなんだ生き物も登場する。「夏らしい絵を描きたかった。『これは何の生き物だろう?』と見ている者同士で楽しんでほしい」と大石さん。制作期間の中には、通りすがりで興味を持った人が色塗りを手伝ってくれるシーンもあり、コミュニケーションも楽しかったという。

 「これほど大きなパノラマアートを見ることはあまりないと思う。変わったフォームの生き物が多いので会話も弾むはず」と大石さん。「ここはフリースペースになっているので、コーヒーを飲みながらゆっくり鑑賞していってもらえたら」とも。

 公開時間は11時30分~18時30分。7月8日まで。