アクトシティ浜松に地場産品のアンテナショップ-モニタリング機能も

多くの客でにぎわう店舗

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 浜松駅近くの「アクトシティ浜松」のアクトプラザ(浜松市中区板屋町)2階に9月3日、地場産品のアンテナショップ「e-La(いいら)浜松逸品館」(TEL 053-453-1088)がオープンした。

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 中区の飲食店「千屋」(田町)を営む加藤千恵さんと、東区でマーケティング業を営む「E-LINE」(東区小池町)の内山大輔さんの共同出資により開店した同店。「地域活性化をアラフォー女性の視点から」をコンセプトに地場産品をそろえる。店名の「e-La」は、方言の「いいら」(遠州弁で「良いでしょ」の意味)に由来。「雑貨の地産地消を目指したい」と加藤さん。

 店舗面積は40坪。店頭には、「あみゅーれ」(北区初生町)の「お茶のせっけん」や、「アルシアン」(高丘)の「金箔の化粧品」などが並ぶ。「地元での認知度は低いが他県での知名度は高い商品を集めた。もっと地元の人に知ってほしい」と。そのほか、「クロコダイルジャパン」(南区若林町)の「わにプリン」、「うなぎの井口」(浜北区平口)の「うなぎの白焼き」など、浜松近隣の地場産品をメーンに、60社の200アイテムをそろえる。

 同店では、地元メーカーの社長と女性モニター6~10人による公開討論会も開催。地元メーカーの商品を実際に食べ、その感想をオープンスペースで討論する。9月4日には「田町梅月」のお菓子、23日はトリイソースの「飲む果実酢」、30日はMICのスッポンエキス入り健康食品のモニタリングを予定。「商品開発や販売促進へのヒントにしてもらいたい」と内山さん。

 このほか、地元洋菓子店のロールケーキを複数味わえるロールケーキフェアや、ご当地カレー祭りなどの地域の名産品をPRする企画も用意している。

 「こだわりを持った商品を多く集めたので、プチぜいたくをしたい人や、こだわりの商品を求める人に来店してもらいたい」と加藤さん。「こうして多くの商品を並べたことで、企業同士の横のつながりもできれば」と内山さん。2人は共に「地域の活性化につながれば」と話す。

 営業時間は10時~20時。

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