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浜松・大平台のジムに「マッチョ飯」弁当 低カロリー高タンパク売りに

マッチョ飯を持つトレーナーの伊藤順一さん

マッチョ飯を持つトレーナーの伊藤順一さん

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 パーソナルトレーニングジム「workout HOUSE(浜松市西区大平台、TEL 070-2212-0283)が9月3日、弁当「マッチョ飯」の販売を開始した。

高タンパク低カロリーの「マッチョ飯」

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 元美容師で代表の伊藤弥生さんと夫でトレーナーの順一さん夫婦が経営する同店。「美と健康」をコンセプトに、一対一のパーソナルトレーニングで心身共に健康な体作りをする。トレーナーとして約20年の経験をもつ順一さんは、水泳の現役選手としても活動し、ボディービルの大会にも出場。食事にも気をつかい、自らの身体で健康を証明しながらトレーナーとして活動してきた。食事からも健康へのアプローチをしようと、約10年前から健康を考えた弁当を販売したいと考えていた順一さん。イベントで出会った弁当店「ハレとケ」の協力を得て、高タンパク低カロリーの「マッチョ飯」を開発した。

 タンパク質(P)と脂質(F)と炭水化物(C)のPFCバランスを考えた同弁当。一般的に弁当店や総菜店で販売される弁当はおいしさを追求するあまり、炭水化物や脂質が多くなってしまう傾向にあるが、同弁当はタンパク質を中心にメニューを構成。メインとなる鶏胸肉は脂質の多い皮をはぎ、塩麹(こうじ)で味付けをし、ヘルシーに仕上げる。野菜の中でもタンパク質の多いブロッコリーを添え、タンパク質の豊富なゆで卵も入れる。副菜には「ハレとケ」の鬼頭農園で採れた季節の野菜を入れる。米は玄米をつかうのではなく、より吸収率が良いように「七分づき」を使い、すべての食材にこだわる。すべてのメニューをあわせてカロリーは590キロカロリー。一般的な唐揚げ弁当や鶏南蛮弁当などであれば1000キロカロリーを超えるため、ヘルシーな弁当に仕上がった。

 「自分で昼ごはんのバランスを調節するのは難しい。バランスを考えられているだけでなく、味がしっかりしていて想像以上だった。今後も食べ続けたい」とジムに通う鈴木直次さん。同じくジムに通い、サッカーの選手兼監督をする鈴木健吾さんは「トレーナーから食べ物に気をつかうように言われていても、街中で働いていると、昼食にこのような弁当を食べられるところがないので大変うれしい。バランスを考えた弁当なので、食べたあとの罪悪感もなく、おなかも心も満足できる」と話す。

 「今年で41歳になるが、年々、食事によってパフォーマンスが変わることを実感している。体のことを考えた食事をとることで健康を維持できる。カロリーを抑えられるだけでなく、素材のうまみが出ていて大変おいしい完璧な弁当ができた」と順一さん。弥生さんは「この弁当を食べるだけで健康になり、仕事のパフォーマンスも上がるはず。街中の人たちに広めていきたい。週に一度この弁当を食べてもらい、体をリセットするような日を作ってもえたら」と話す。

 価格は840円。販売は月曜~金曜の11時~売り切れ次第終了。販売場所はAny(浜松市中区千歳町)。中区限定で10個以上の注文販売も可能。

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