ウナギの粉末を混ぜ込んだ「うなあんぱん」-浜松のホテルが異色のコラボ

うぐいすあん(右)とつぶあん(左)の「うなあんぱん」

うぐいすあん(右)とつぶあん(左)の「うなあんぱん」

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 浜松・元城のホテル「ホテルコンコルド浜松」(浜松市中区元城、TEL 053-457-1111)でウナギの粉末を混ぜ込んだあんパンの「うなあんぱん」とうどんの「遠州浜松うどん」を発売して3カ月がたとうとしている。

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 同市の生鮮魚卸業「海老仙」(西区雄踏)がウナギの骨などを粉末にしてパウダー状にした「鰻パウダー」を開発したことから、同ホテルでも「地産地消を目的に何か商品の開発ができないかと」検討した結果、両商品が生まれた。

 あんパンはパン生地に同パウダーを練り込み、表面にはウナギの焼き印を押す。あんは「つぶあん」「うぐいすあん」(各2個入り=380円)の2種類を用意する。実際に食べた客は「注意して食べると生地に何か粒を感じるが、気になるほどでもなくおいしく食べることができる」と話す。

 うどんは同パウダーを麺に練り込んで食べることができるが、それだけではウナギとわからないことから、冷麺の上にウナギのかば焼きをのせ、特製のウナギのタレをかけて提供する。うどんは同ホテル内のレストラン「シャンゼリゼ」のディナーバイキング(月曜~木曜=1,800円、金曜~日曜=3,150円)で用意する。

 同ホテルのマーケティング課長 下田隆志さんは「お客さまからは、『蒲かば焼きのタレをかけて食べるのは珍しい』『意外と合う』と言っていただける。一見合わないような組み合わせだが、ぜひ一度試していただければ」と話す。

 営業時間は、あんパンを販売するベーカリーショップ=11時~21時30分、レストランのディナータイム=17時~21時30分。

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