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浜松・三方原の居酒屋がリニューアル 焼き鳥に特化、焼酎70種類も

備長炭で焼く焼き鳥

備長炭で焼く焼き鳥

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 浜松・三方原の焼き鳥店「versatile dining 阿un」(浜松市北区三方原、TEL 053-522-7775)が9月25日、リニューアルオープンした。

ガルバリウム鋼板を使ったアイアンでスタイリッシュな店内

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 約2年半前に、友人と二人で同店を始めた店主の伊野瀬世光さん。「多方面にわたる」を意味する「versatile(バーサタイル)」を店名に入れ、ノンジャンルで刺し身や唐揚げ物など幅広い料理を提供する居酒屋として経営。2年間店を営業する中で地域の状況が分かるようになり、客から「この辺りに焼き鳥店が欲しい」という意見も聞くようになった。店を持つ前に焼き鳥店の経験もあった伊野瀬さんは、焼き鳥の経験と焼酎の知識を生かしリニューアルを決意。焼き鳥と焼酎の専門店として、リニューアルオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約12坪。カウンター5席、テーブル12席の計17席。カウンターの奥行きを広く取り、スマートフォンや財布などの持ち物を置いてもゆったりと便利に使えるように工夫。以前の白を貴重としたカフェのような空間から、ガルバリウム鋼板の黒い外壁材を内装に使うアイアンなイメージと、カラフルな木目を合わせたスタイリッシュで個性的な内観に改装した。壁には焼酎ラックを造り、酒瓶を飾る。

 メニューは焼き鳥を中心に約50種類を用意。うま味が強く甘みのある、鳥取県の「大山(だいせん)どり」を使った「ねぎま」や「もも」(以上200円)、「美味鳥(びみどり)」の「砂肝」、「レバー」(以上150円)、「手羽先」(180円)などを提供。焼き鳥には国産の鶏肉を使い、備長炭で香りよく焼き上げる。中でも、ハツとレバーをつなぐ部位「ハツ元」(220円)のような希少部位も扱う。焼き鳥は全て、自分自身で串に指す「手打ち」にこだわり、肉のサイズも大きめで提供するよう心がけているという。ほかにも、女性向けに「豚しそまとい串」や「アスパラ肉巻き」「トマト肉巻き」(以上180円)といった野菜などを肉で巻いたメニューもそろえる(以上、税別)。

 焼酎は「魔王」「森伊蔵」「村尾」などを中心に約70種類。全国の焼酎を集め、この地域では珍しいというものも仕入れているという。スタッフが全ての焼酎をテイスティングし、くさみや甘みなど味の説明ができるだけでなく、シーンや好みに合わせた提案も行う。

 伊野瀬さんは「浜松の中で焼き鳥と焼酎で一番の店になりたい。焼き鳥と焼酎を楽しみたいなら、ぜひ当店に来ていただけたら」と話す。

 営業時間は18時~24時。水曜定休。

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