ギョーザバル「Gyoza一代」(浜松市中区板屋町、TEL 053-453-2882)が4月4日、浜松・板屋町にオープンした。
営業30年の地元中華料理店「ローラン シャンツゥ」が運営する同店。同所で新しい事業を始めたらどうかと声がかかったことをきっかけに、新業態の店の出店を考えた。駅に近くビジネスホテルが周辺に多い同所で、県外から来た人に遠州地方の魅力を発信できる店を始めようと決めた社長の福田恵一さん。浜松を代表するグルメ「ギョーザ」を中心とした、遠州の料理を味わうことのできるバルとしてオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約25坪。テーブル36席。あえて仕切りをあまり設けず、オープンで開放感のある店内。貸し切りの宴会や結婚式の二次会などにも利用できるようにしたという。
メニューはギョーザを中心に約40種類を用意。メインの「浜松餃子」(10個=700円)は、肉と野菜のバランスが良く、タレを付けずにそのまま食べてもおいしいようにしっかりと味つけをしている。浜松ギョーザの特徴でもある円形焼きで、真ん中にもやしをのせるスタイル。見た目のインパクトがあるように大きな羽つきギョーザで提供する。「浜名湖うなぎ餃子」(5個=800円)や「チーズタッカルビ餃子」(5個=600円)など創作ギョーザも提供。ほかにもたくあん入りのお好み焼き「遠州焼き」(750円)や「浜名湖うなぎ蒲焼き串」(1本=650円)、「遠州夢ポークのみそ焼き」(700円)、「遠州灘カリカリしらすサラダ」(500円)など、地元の代表的な食材を使った料理をそろえる。「浜松餃子」はテークアウトにも対応。10個入りを500円とリーズナブルに提供する(以上、税別)。
「県外に浜松の良さを知ってもらいたい。ここから遠州の情報を発信していく」と福田さん。「地元ビジネスマンたちが集まれるような場所にもしていけたら」とも。
営業時間は11時30分~14時、17時30分~23時。日曜定休。