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浜松・入野町に焼き菓子専門店 「焼き菓子で人を笑顔に」をコンセプトに

子どもから年配の人まで楽しめる焼き菓子をそろえる

子どもから年配の人まで楽しめる焼き菓子をそろえる

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 焼き菓子専門店「epanouir(エパヌウィール)」(浜松市西区入野町、TEL 053-523-8007)が7月9日、浜松・入野町にオープンした。

コンクリート壁の無機質な店内に、アンティーク家具で温かみを出す

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 名古屋の老舗洋菓子店や東京のレストランでウェディングやコース料理のデザートなどを担当し、パティシエとして約11年経験を積んだ店主の渡邉萌さん。いずれ自分の店を持ちたいと考えていたため、大手コーヒーチェーン店に入社し、アットホームで丁寧な接客スタイルを学んだ。名古屋出身ではあるが転勤で浜松にいたことがあり、浜松でつながりが増えた渡邉さん。浜松が気に入っていたため、出店を決意。自分が得意とする焼き菓子の専門店としてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約15坪。コンクリートむき出しの壁に、アンティーク家具をそろえ、商品を陳列。天井にはランプをつるし、ドライフラワーやバイオリンなどを飾ることで無機質な店内に温かみを演出する。「焼き菓子の柔らかく温かみのあるイメージとは真逆の質感をコンクリート壁で出した」と渡邉さん。店名の「エパヌウィール」には「花を咲かせる」という意味があり、焼き菓子をプレゼントすること喜んでもらい、表情がぱっと明るくなってほしいという思いを込めた。

 商品は、サブレやマドレーヌ、マフィンなどのフランス菓子約30種類ならべる。「エパのガトーショコラ」(1カット=300円)はほんのりアールグレイが香る同店のいちおし商品。甘さ控えめで、しっとりと濃厚な味わいに仕上げる。ハリネズミのかわいらしい形をした「ハリネズミサブレ(プレーン)」(150円)や、西尾の抹茶を使った「パウンドケーキ(抹茶と黒豆)」(250円)も用意。ほかにも「マフィン・コーヒーピーナッツ」(230円)、「ビスコッティ」(160円)、「レモンケーキ」(300円)、「カフェモカサブレ」(160円)などもそろえる。子どもから年配の人まで楽しめるようにと、柔らかく食べやすいものから歯ごたえのあるものを用意。作る焼き菓子によって、コクのある甘さのきび砂糖やてんさい糖などを使い分ける。同店の焼き菓子に合うように選んだ、深いりでマイルドな味わいの「コーヒー」(230円)も提供する。

 「気軽に足を運んでもらいたい。店の雰囲気とおいしいおやつでほっこりあたたかい気持ちになってもらえたらうれしい」と渡邉さん。「焼き菓子は贈り物として利用することも多い。焼き菓子を通してたくさんの人を笑顔にできたら」とも。

 営業時間は10時~18時。月曜定休。

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