「はままつフルーツパーク時之栖」(浜松市北区都田町、TEL 053-428-5211)で11月9日、イルミネーションの点灯が始まった。
2002年からイルミネーションの点灯を行っている「御殿場高原時之栖」のノウハウを用いて、2013年から同施設でもイルミネーションを点灯し、今回で7回目を迎える。一昨年は約6万8000人、昨年は約8万人と来場者は年々増加。SNSに画像がアップされ拡散されているほか、新東名高速道路が愛知方面に延伸した影響もあり、近年は愛知県や岐阜県、三重県からの来園客も増えているという。
県西部エリア最大規模の約300万球が点灯する同施設のイルミネーション。目玉の一つが日本最大級の噴水イルミネーションで、より美しくより幻想的な姿を目指して、構成や音楽を変えて大きくリニューアルした。約10分間、水と光が音楽に合わせて踊る姿を見ることができる。
今年のテーマは「フルーツイルミネーション~光の果樹園」。総全長が150メートルの光のトンネルには、ブドウやリンゴ、バナナなど5種類フルーツとストーンのオブジェを置き、光を放っている。フォトスポットとして、園内各所にフルーツのオブジェを置いたり、ガラスの温室もライトアップしたりしている。ほかにも、高さ15メートルのクスノキをイルミネーションで装飾した巨大クリスマスツリーや、ライトアップした迫力ある8体の恐竜も設置。イルミネーションが盛り上がってくるのは11月後半からで、ピークはクリスマスや冬休みだという。
「動物のオブジェもたくさんあるので、小さな子どもにも分かりやすく楽しめると思う。光の階段は写真映えするので、カップルの方におすすめ」と営業部マネジャーの芦沢拓麻さん。「夜は寒いので暖かい服装をして、ゆっくり楽しんでほしい」とも。
点灯時間は17時~21時。噴水ショーは17時30分~20時30分の間、30分単位で開始。夜間の入園料は、大人=1,200円、子ども=600円、未就学児無料(噴水エリア入場料込み)。1月14日以降は金曜・土曜・日曜・祝日のみ。2020年2月16日まで。