食のイベント「第2回どまんなか農楽(のら)市」が、12月14日・15日、松菱百貨店跡地(浜松市中区鍛冶町)で開催される。
仕事で他県の人と交流があった際、浜松はおいしい食べ物があり、良いところだと言われることが多かった実行委員長の坂田江利子さん。もっと浜松をアピールしていきたいと考えていたところ、農家の人は作るのは得意だけれど販売するのは苦手、という話を聞いた。甥で実行委員の伊熊勇樹さんが、サラリーマンからエシャロット農家に転職したこともあり、農家の人が販売する場所を提供したいと考えた。そこで、9月後半から準備をはじめ、11月30日にプレオープン。当日は1,000人ほど集客。今回「第2回どまんなか農楽市」として開催する。
エシャロットやインド原産の茶「モリンガ」、ブルーベリー、さつまいも、キウイフルーツ農家などが出店。各自が育てた旬の野菜や果物、自家製ジャムなどを販売する。浜松ギョーザや浜名湖のあさりうどん、富士宮やきそばなど飲食店も数多く出店。おでんや豚汁、焼き鳥、手作り肉まんなど、温かいメニューも多数用意する。バーベキューブースでは冬が旬の海鮮類を用意するほか、購入した野菜も焼いて食べられる。たる生ビール「静岡麦酒」や浜松の地酒「花の舞」など地元の酒も用意。ほかにも、ウイング車に舞台を作り、ギター演奏や歌、DJなどを披露する。
15日はインターネットテレビのはままつTVとオアシス水野TVが、公開生配信を行う。今後は1月と8月を除き、第4土曜・日曜に継続して行うという。「家族連れやカップル、友人同士など、買い物のついでに気軽に立ち寄ってほしい」と伊熊さん。「野菜の販売や、その場で食べること以外にも、面白いステージも用意しているのでぜひ遊びにきてほしい」と呼び掛ける。
開催時間は9時~20時(農家出店は16時まで)。