バッグと革小物のセレクトショップ「WHITEBAGGAGE(ホワイトバゲージ)」(浜松市中区萩丘、TEL 053-482-7220)が5月7日、オープンした。
東京でキャラクターバッグや小物などのデザイナーを務め、その後フリーとなり約12年間デザイナーをしていたオーナーの松本浩一さん。大学生の頃からセレクトショップをやりたいという夢があり、資金面の準備が整ったことから、地元浜松での開店を決意。昨年11月に準備を始め、物件を探し、商品を調達。3月28日にプレオープンしたが、新型コロナウイルスの影響を受け、商品の入荷が遅れたことからいったん店を休業。商品が徐々に入荷し、そろってきたことからオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約20坪。置いてある商品が映えるよう、店内は白を基調としたシンプルなデザインに仕上げた。ほかにも、ゆっくり見て買い物をしてもらうための工夫として、全体的にスペースを広く取り、休憩もできるよう2人掛けのソファと椅子を1脚置いている。
新進気鋭の国内ブランドのバッグや革小物を中心に、約200点をそろえる同店。ファッションの合同展示会に出向き、自分がいいと思ったブランドに直接仕入れ交渉を行い、商品を調達。市内ではほぼどこの店も扱っていないブランドを中心に商品を集めたという。
メインで扱っているのは、オリジナルプリントやジャガード織などのバッグや巾着などをそろえる「BINDU(ビンドゥー)」。デザインは日本人デザイナーが担当するが、インドで製造することでコストを抑えている。老人の横顔がトレードマークの「BrownBrown(ブラウンブラウン)」は栃木レザーを染色し、手縫いで作ったハンドメードのレザー商品。同じデザインでもすべてが一点物。ほかにも、傘の持ち手が雀やサボテンになっている珍しいデザインが特徴の「LalaSenorita(ララセニョリータ)」など、現在は9ブランドを扱っているが、今後ブランドや商品の入れ替えを行っていく。
店内ではマスクを着用し、まめに換気を行うといった新型コロナウイルス対策を行っている同店。「今後はインスタにて告知を行う予定で、新型コロナウイルスが終息したら街中でイベントをやっていきたい」という松本さん。「個性的なものや市場にあるものでは満足できない人に来てほしい。見て楽しくなるような売り場づくりを心掛けているため、見るだけでもいいので立ち寄ってくれれば」とも。
営業時間は10時~18時。水曜定休。