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浜松・鍛冶町のフランス料理店が2周年 初めての経営に試行錯誤繰り返し

多くの人の来店を期待する、オーナーの高田慎也さん

多くの人の来店を期待する、オーナーの高田慎也さん

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 オーガニック野菜とフランス料理「propre(プロプル)」(浜松市中区鍛冶町、TEL 053-523-6161)が4月30日、オープン2周年を迎えた。

自家製ベーコンのゴルゴンゾーラペンネ

 もともとフランスや東京、名古屋などのフランス料理店で約20年、料理人として働いてきたオーナーの高田慎也さん。一昨年、軽く1杯飲めるカジュアルな雰囲気のフランス料理店として、同店をオープン。経営は初めてだったため、試行錯誤しながらここまで来たという。ほぼ一人で切り盛りしており、集客のためのインスタグラムも自身で行い、最初はうまく活用できなかったが、続けることで今ではインスタグラムを見て来店してくれる人も増えてきた。しかし、健康志向が高まる中、より付加価値のある店にしたいと考え、昨年の終わりにオーガニック野菜をメインに使うよう方向転換。ほかにも、新型コロナウイルスの影響でテークアウトを開始。「オードブル」(2人前=4,000円)などを提供し、新規客の獲得にもつながっており、要望があることから今度も続けていくという。

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 素材にこだわり、有機減農薬野菜を手掛け、市内でこだわりの野菜づくりを行っている「おとなりさんち」や、「加藤農園」(北区都田町)、「ヤママツ鈴木農園」(西区篠原町)からオーガニック野菜を仕入れる同店。素材の味を引き出すのに欠かせない塩は、日本では珍しい多段階式平釜工法で作る「喜界島の黒潮天然塩」や、西オーストラリアで採れたオーガニック認可の「ミネラルハーヴェスト塩」を、料理によって使い分ける。高田さん自身がソムリエの資格を持っていることもあり、今後はオーガニックワインも提供していくという。

 メニューは「有機ズッキーニのソテー浜納豆ソース」(800円)や「有機人参のサラダ」(400円)など、季節ごとのオーガニック野菜を使った料理をそろえる同店。ほかにも、たっぷりのゴルゴンゾーラチーズを使った「自家製ベーコンのゴルゴンゾーラペンネ」(1,900円)は、来店客の約半分が注文する人気メニュー。デザートとして、高田さんの友人が送ってくれ、カカオ生産量の中でもわずか2パーセントと希少価値の高いエクアドル産のカカオを使った、「ガトーショコラ」(1,000円)も用意する(以上、税別)。

 新型コロナウイルスの拡大防止のための対策として、マスクを着用し、来店した人が使用できるアルコール消毒を準備。店内を毎日アルコールスプレーで消毒や清掃し、定期的な換気を行っている。

 「店を始めたことで、高校時代の疎遠になっていた友人が来店してくれたこともあった」と高田さん。「健康的で時代にもあっているオーガニック野菜を中心にこれからも体にやさしい料理を提供していきたい。浜松の食文化が向上するように少しでも力になれれば」とも。

  営業時間は、11時30分~14時(完全予約制)、17時30分~20時30分。

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