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浜松・田町に立ち飲み居酒屋 7時間以上かけて煮込んだもつ煮を看板メニューに据え

開店後もモツを煮込む、オーナーの本樫智和さん

開店後もモツを煮込む、オーナーの本樫智和さん

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 居酒屋「立ち呑み処がしや」(浜松市中区田町)が6月23日、オープンした。

2日間煮込んで作ったもつ煮

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 同店があるビルの3階で、ライブハウス「G-SIDE」を経営しているオーナーの本樫智和さん。新型コロナウイルスの影響を受け、営業を自粛しているが家賃などの固定費がかかることもあり、何とかしなければと考えた。そこで、ビルの所有者に相談し、ビルの入り口部分を使う許可をもらい、立ち飲みができる店として開店にこぎ着けた。

 店舗面積は約5坪。飲食スペースは、ビルの入り口の外にあり、昭和の立ち飲み屋をイメージし、長テーブルと酒のケースを組み合わせたテーブルと、15脚の丸椅子を用意。BGMには、本樫さんが子どものころに聞いていた、昭和を感じる音楽を流す。ほかにも、週末は近隣の飲食店でテークアウトした料理を食べるために、遠鉄電車の高架下に用意された椅子とテーブルを利用して、料理や飲み物を楽しむこともできる。

 立ち飲み屋のイメージに合うと考え、オーナー自身も好きだったことから「もつ煮」(400円)を看板メニューとして用意。前日から7時間以上かけてじっくり煮込み、モツや野菜に味を染み込ませている。ほかにも、ビールに合うつまみとして、「豚タン」(500円)やミニ冷ややっこ(100円)、枝豆(300円)、気まぐれメニューとしてレバータレ(500円)やホルモン焼(500円)などをそろえる。飲み物2杯とおつまみ1つがセットになっていて「1,000円でべろっと酔える」という意味を込めた「せんべろセット」も用意。

 新型コロナウイルスの対策として、マスクを着用し、手洗いうがいを徹底。テーブルの消毒もこまめに行っている。

 「外のスペースなので密になりにくく、解放感がある。こういった場所で飲食するとよりおいしく感じると思う」と本樫さん。「今はなじみの人が来てくれることが多いが、通りがかりの人もぜひ気軽に寄ってほしい」とも。

 営業時間は16時~21時(土曜・日曜=15時~21時)。定休日はSNSで告知する。

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