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浜松・泉の餅店が新食感のわらび餅ドリンク 和菓子作りのノウハウ生かし

丸いフォルムのかわいい容器に入った3種類のわらび餅ドリンク

丸いフォルムのかわいい容器に入った3種類のわらび餅ドリンク

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 餅菓子専門店「つちや餅店」(浜松市中区泉、TEL 053-474-9592)が、わらび餅ドリンクの販売を開始した。

多くの人の来店を期待する、副社長の土屋伸之さん

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 創業40年、季節の餅菓子や投げ餅、赤飯などを取り扱う同店。みたらしやいちご大福、豆大福など、季節の和菓子を作り続けてきた。そんな中、「夏の商品を充実させたい」と考えた副社長の土屋伸之さん。最近テークアウトが盛んであることや、タピオカドリンクがはやっていたことなどを考慮し、和菓子店らしいドリンクを作ることを検討。食感などを考え、わらび餅を使ったドリンクを開発し発売した。

 和菓子作りの経験を生かし、3種類のドリンクを用意する同店。学校帰りに団子を買って食べて帰る学生も多いことから、価格はワンコイン以下に設定。愛知県西尾産の抹茶を使った「抹茶みるくわらび」(500円)と沖縄産の黒糖を使った「きな粉みるく黒糖わらび」(450円)、北海道十勝産の小豆を使った「あずきみるくわらび」(500円)を用意する。わらび餅はもともと和菓子として販売していたものを、のど越しが良くなるよう改良。飲みやすいよう小さくしてドリンクに使い「つるんとした食感に仕上がった」と土屋さん。甘くなりすぎないよう、牛乳とわらび餅、抹茶などの分量を調整。夏でも飲みやすいドリンクに仕上げた。パッケージは、かわいらしさを出すため丸いフォルムのものを採用した。

 新型コロナウイルス対策として、透明なビニールシートを間仕切りとして使用。マスクを着け、次亜塩素酸水とアルコールを使った消毒を行い、商品を扱うときは手袋を着用する。通常19時までの営業時間を18時までとし時短営業している。

 すでにドリンクを飲んだ人からは「わらび餅が新しい食感」「タピオカとは違うおいしさ」といった声が聞かれている。「餅屋が作る新食感の本格わらび餅ドリンクができた。今後はフルーツも勉強して、フレーバーを増やしていければ」と土屋さん。「これ以外にも、これから新しい取り組みをしていきたいので楽しみにしていてほしい」とも。

 営業時間は8時~19時(現在は18時まで)。火曜定休。

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