居酒屋「鮮魚と炭火焼き鳥十五」(浜松市中区肴町、TEL 053-488-7414)が7月15日、オープンした。
もともと、同所にあった居酒屋に勤めていたオーナーの魚尾廣夢さん。その店を閉店することになり独立を決意。別の場所での開業とも考えたが、同じ物件を借りることができたため、内外装を整えオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約30坪。カウンター席が6席、テーブル席が12席、座敷席が42席の計60席。外装は看板を作り変え、内装はおしゃれな雰囲気になるようダウンライトに変え、間接照明を取り入れた。季節の花を飾ることで季節感も演出。大人の隠れ家的居酒屋になるよう、全体を和モダンな雰囲気に仕上げた。
焼き鳥や刺し身を中心に、季節感を大事にした料理や日本酒を用意する同店。焼き鳥は、鶏肉特有の臭みがなく、時間がたっても硬くなりにくいという、宮城県産の銘柄鶏「さつま純然鶏」を使い、備長炭でじっくり焼きあげる。「レバー」(150円)は、「血抜きをしっかりするので臭みがなくレバーが苦手な人でも食べられる」と魚尾さん。ほかにもさっぱりとして塩との相性がいい「つくね」(280円)などをそろえる。魚尾さんが直接舞阪港に出向いて仕入れる魚を中心に、雄踏市場や浜松中央市場から仕入れた魚を使った刺し身を提供。刺し身盛り合わせは、3種盛り、4種盛り、5種盛りの3種類をそろえ、日替わりで旬の魚を提供する。(以上、税別)
サラダから肉料理に変わる際は取り皿を変えたり、おしぼりを出すタイミングを考えたりするなど、かゆいところに手が届く対応をスタッフにも徹底。日本酒選びに困っている人にはこちらから提案をするといった、声掛けも積極的に行う。
新型コロナウイルスの対策として、スタッフは検温を行い、マスクを着用しアルコール消毒を徹底。店頭には手をかざすだけでアルコールが噴霧される機械を設置し、各テーブルにもアルコール消毒を用意。入り口のドアを開けて換気を行っている。
「いったん現実から離れて、憩いの場としてリラックスしてもらえる居心地のいい店を目指している」と魚尾さん。「ぜひ気軽に足を運んでほしい」と呼び掛ける。
営業時間は17時~24時、金曜、土曜は翌1時まで(一部変更あり)。日曜定休。