ミセスジャパン2020静岡大会「やらまいか~Love in Action!」が10月24日、浜名湖レークサイドプラザ(浜松市北区三ヶ日町)で開催された。
年齢を重ねることで得られる内外面の美しさを持ったミセスを選出し、日本を代表する女性として表彰を行う、ミセスのための同大会。リンパサロン「cherir(シェリール)」のオーナーで大会のエリアディレクターである太田香保里さんが主催した。太田さんは、昨年4月に沼津で開催された2019静岡大会にてヤング部門準グランプリを受賞し、日本大会でアンバサダーに選ばれ世界大会に出場。地域の活性化と浜松を盛り上げたいという気持ちで、同大会を浜松で開催することを決断した。
大会に参加したのは、25~45歳以下の「ヤングミセス」部門8人と46歳以上の「クラッシックミセス」部門15人の計23人。それぞれ浴衣とドレス姿の披露やトークで、観客に魅力をアピールした。
ヤンググランプリに選ばれた御殿場市の小河麻理子さんは「夢はあきらめなければかなうということが体現できてうれしく思う。ミセスの人たちに勇気を与えられるきっかけになれれば」と笑顔を見せた。クラッシックグランプリに選ばれた三島市の川口祥子さんは「ここまで家族が支えてくれて、すてきな仲間に巡り合えたことが最高の宝物となり、賞以上にすてきなものをたくさんもらった。これからもミセスジャパンを盛り上げていきたい」と喜びを話す。今後により期待するという意味を込めたアンバサダーに選出された浜松市の木部朋香さんは「賞を取れたのは皆さんのおかげで自分の力だけではここまで来られなかった。その思いを無駄にしないようにこれからも頑張りたい」と決意を話す。ほかにも、ヤング準グランプリは浜松市の黒柳宏子さんが、クラッシック準グランプリは三島市の益山愛梨さんが受賞し、この5人が来年3月の日本大会に進出する。
新型コロナウイルスの対策として、スタッフは検温や手指消毒、マスク着用を徹底。来場者には、検温や手指消毒、マスク着用、2週間前からの行動履歴確認の記入、「はままつLINEコロナ見守りシステム」のQRコード読み取りを求めた。密接、密集にならないよう配慮し、定期的な換気も行った。
「今年はコロナ禍ということで開催を諦めかける場面が何度もあったが、それでもミセスジャパンの思いを次につなげていきたいという強い思いがあった。こんなときこそ希望の光を感じてもらいたいと思い、応援してくれる人たちの力やミセスたちの勇気と元気と後押しをもらって開催できたことが本当にうれしい」と太田さん。「浜松のやらまいか精神を、大会を通じて実感してもらえたと思う。ミセスが活躍するのは家庭の中が明るくなる一歩。そして地域と積極的にコミュニケーションを取り、活躍することは地域全体の活性化にもつながると信じている。浜松のミセスの今後の活躍を期待してほしい」とも。