浜松市内各所で11月から、イルミネーション点灯が始まっている。
はままつフラワーパークのライトアップされたポインセチアタワー
はままつフラワーパーク(西区)では、約100万球のLEDを使ったイルミネーションを用意。温室の中には、高さ5メートルのホワイトカラーのポインセチアタワーがライトアップされ、花と光のコントラストを楽しめる。フルカラーLEDを使った噴水ショーは、フラワーパークをイメージして作曲した3曲が追加。「今年リニューアルしたばかりの噴水ショーの水、音、光が乱舞する夜間バージョンは今回初披露。フルカラーLEDによるきらめく色鮮やかなショーは必見」と総務課の村松祐子さん。
はままつ地ビールレストラン「マイン・シュロス」(中区)では、今年はスタッフができる範囲で約2万球を点灯。「少しでも明るい話題をと考え応援の意味を込めて手作りで作った」と支配人の宮津義之さん。静岡県を元気にしたいという思いで、メインの門には富士山をかたどったイルミネーションを点灯。中庭の回廊には、5つ星のレストランを目指そうと5つの星を設置。今年は初めて、冬の期間も中庭で食事ができるようにしたため、イルミネーションを見ながら食事を楽しめる。
なゆた浜北(浜北区)では、約45,000球を点灯。駅前ロータリーにある大きな木には、2つの三角すいが重なっているように、外側は白色、内側は黄色のLEDを垂らし、ヒマラヤ松にはクリスマスツリーに見立てたイルミネーションを点灯している。市民プラザの吹き抜けのガラスには、カーテンのように緑色のLEDを配置した。「コロナ禍で実施するかどうか検討したが、浜北の風物詩になっていることもあり継続した。ぜひ見に来てもらえれば」と支配人の杉山泰規さんは話す。
nicoe(ニコエ)(浜北区)では、約48,000球を点灯。入った瞬間からイルミネーションショー楽しめるようエントランスにも電球を配置。ガーデンでは、スイーツキャンドルに点灯しているほか、遊具「くるりの森」のイルミネーションは音楽に合わせて色が変化する。中庭は、白を基調としたイルミネーションで「外からの音が聞こえにくいこともあり幻想的な気分を味わえる」と事業部の髙橋睦美さん。
はままつフルーツパーク時之栖(北区)では、長さ120メートルの「光のトンネル」や「光の果樹園」など、約300万球を点灯。今年は12星座をモチーフとしたランタンイルミネーションが新たに登場。噴水イルミネーション「ファウンテンイルミネーションショー」は、曲や演出をリニューアルした。「大人から子どもまで楽しめので、家族やカップルでぜひ訪れてほしい」と営業部マネジャーの芦沢拓麻さんは呼び掛ける。
はままつフラワーパークの点灯期間は12月27日まで。点灯時間は17時~20時30分(12月11日までの平日は20時まで)。入園料は、大人=500円(300円分の買物券付き)、中学生以下無料。マイン・シュロスの点灯期間は2月末まで。点灯時間は17時から22時。なゆた浜北の点灯期間は2月7日まで。点灯時間は17時から22時。nicoeの点灯期間は2月末まで。点灯時間は17時~21時30分(金曜、土曜は22時まで)。はままつフルーツパーク時之栖の点灯期間は2月28日まで(1月31日以降は金曜、土曜、日曜、祝日のみ)。点灯時間は17時ごろ~21時。夜間の入園料は、大人=1,200円、子ども=600円、未就学児無料(噴水エリア入場料込み)。