中華料理店「Chinese Restaurant Fenghuang 鳳凰(フォンフアンホウオウ)」(浜松市中区千歳町、TEL053-523-6333)が3月16日、オープンした。
「ホテルクラウンパレス浜松」(中区板屋町)の中にある中華料理店「中華料理鳳凰」は、最上階ならではの眺望を楽しみながら、本場の四川料理を楽しめる店。「遠鉄百貨店」(中区砂山町)内のテナントでは、弁当や総菜も販売する。自慢の味を、より多くの人に楽しんでもらいたいと考えた同店は、気軽に足を運べるリーズナブルなコンセプトの店の出店を検討。浜松市街地の中心部であるモール街に、姉妹店として開店することとなった。
店内は、グレーの塗り壁と、家具やカウンター、天井にもふんだんに木材を使い、温かい雰囲気を演出。テーブル16席、カウンター10席、個室18席の計44席を用意する。
料理人として25年のキャリアを持つ料理長が腕を振るい、本格的でありながら、リーズナブルな料金設定の同店。点心料理は、「高級点心師」の資格を持つ職人が作り上げる。「ショウロンポウ」(2個=440円)は、箸で生地を開くと、豚のゼラチンと鶏をベースにしたスープがあふれ出る。「特性にら入りギョーザ」(2個=330円)は、春に旬を迎えるニラを使い、大ぶりで食べごたえがある。長時間蒸し上げてから、パイタンスープで煮込む「フカヒレの姿煮」(4,180円)は、自然な甘みと深いコクを、フカヒレの食感と合わせて楽しめる。
新型コロナウイルスの対策として、来店客は、入店時に検温と手指消毒。食事以外の時間は、マスク着用をお願いする。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、検温、手指消毒を徹底。店内は、各テーブルにパーティションを完備し、定期的に換気を行う。
オープン間もないが客足は順調で、話を聞きつけたホテルの店舗の常連客も多く訪れているという。来店客からは「どれも本格的な味でおいしい」「街中で気軽に行けるのでうれしい」とよろこびの声が届いている。現在はランチタイムのみの営業だが、今後はディナーでの提供も検討している。「リーズナブルだが本格的な中華を提供している。誰でも気軽に足を運んでもらえればうれしい」と料理長の遠藤正彦さんは話す。
営業時間は11時30分~14時。月曜定休。