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浜松・卸本町に自家焙煎コーヒー専門店 酸味の魅力を伝えるアットホームな店に

多くの来店に期待する、店長の伊藤千紘さん

多くの来店に期待する、店長の伊藤千紘さん

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 自家焙煎(ばいせん)コーヒー専門店「TRANSIT COFFEE ROASTERS(トランジットコーヒーロースターズ)」(浜松市南区卸本町、TEL 080-5125-1222)が4月1日、オープンした。

アットホームな雰囲気の店内

 オーナーの二橋孝寿さんは、自身が経営するバーでもコーヒーを提供しており、コーヒー専門店に興味を持っていた。知人の管理するテナントで運営されていたコーヒー焙煎専門店が移転したことをきっかけに、空いたスペースを引き継ぐ形で開業を検討。知人から紹介を受けた群馬県の焙煎所にまで足を運び、機材を譲り受け、焙煎について学んだ。「試行錯誤を繰り返すうちに、コーヒー焙煎の奥深さと魅力に惹かれていった」と二橋さん。豆の管理から焙煎の加減などにこだわり、同店オリジナルのコーヒーを作り上げ、オープンにこぎ着けた。

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 店舗面積は約3坪。木材を積み上げたカウンターやグレーの塗り壁で温かい雰囲気に仕上げた。店内には、ガラス瓶に詰められたコーヒー豆がずらりと並ぶ。テークアウトが基本だが、店外に椅子とテーブルを用意する。

 日本では苦味の強い「ビターテイスト」を好む人が多いが、コーヒーの味の要素の一つ「酸味」の魅力も表現できるようこだわる。豆は高品質グレードの「スペシャリティ」のみを仕入れ、温度や湿度など、細心の注意を払い品質管理。世界各国からさまざまな豆を仕入れるが、豆ごとの特性を活かした最適な方法で焙煎。焙煎後も3~7日間かけて豆を寝かせ、味を落ち着かせてから最も良い状態で提供する。

 常時10種類のコーヒー豆を取り扱う同店。「ブラジルアロマショコラ」(100グラム=550円)は、ナッツやチョコレートのような風味とフルーティーさを持ち合わせた、ほどよい重厚感のある豆。ハーブや樹木のような安らぎを感じる香りを持つ「マンデリンG1」(100グラム=780円)は、重厚な舌触りでコク深いインドネシア産の豆。エチオピア産「カフェインレス」(100グラム=1,200円)は、有機JAS認証無農薬の豆。爽やかでフルーティーな酸味と甘いモカフレーバーを楽しめる。豆の小売りを中心にするが、ドリップコーヒー(400円)やカフェオレ(500円)なども提供する。

 新型コロナウイルスの対策として、入り口にアルコール消毒を設置。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店舗は、ドアを開放し常に換気を行い、密を避けるため一度の入店人数を制限する。

 オープン間もないがコーヒー初心者からこだわりの強い上級者まで多くの人が訪れ、「コーヒーの酸味の魅力を初めて感じた」「酸味のあるコーヒーを求めていたためうれしい」という喜びの声が届いているという。

 今後は、オリジナルブレンドコーヒーや、小分けした豆を数種類セットにする飲み比べ商品の提供も検討している。「コーヒー焙煎は奥が深いので今後も学び続けたい」と二橋さん。「焙煎専門店というと、敷居が高いイメージがあるが、コミュニケーションを大切にしたアットホームな店にしたい。是非気軽に足を運んでほしい」とも。

 営業時間は10時~19時。木曜定休。

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