浜松の洋菓子店にお菓子の家-クリスマスに向けてディスプレー

いろいろなキャラクタのマジパンが大きな菓子の家で楽しんでいる「ヘキセンハウス」

いろいろなキャラクタのマジパンが大きな菓子の家で楽しんでいる「ヘキセンハウス」

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 浜松・東三方の洋菓子店「リープリング」(浜松市北区東三方、TEL 053-414-2866)の店内で現在、大きなお菓子の家「ヘキセンハウス」がディスプレーされている。

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 グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に出てくる魔女の家が名前の由来。材料はハチミツ、小麦粉、砂糖が中心で卵や乳製品は一切使用していないため日持ちする(賞味期限は60日)。実際に食べることもできる。

 同店では昨年からクリスマスシーズン限定で製作している。今年は45センチ×45センチの土台に、30センチ四方の家で「サンタクロースの家」というテーマで作った。家の内外には、12体のマジパンでできた人形を置き、それぞれ細部にわたり表情が作り込んでいる。製作に携わったスタッフの中村さんは「サンタクロースの家で世界中の子どもたちへのプレゼントが作られ、ここから運ばれていく様子を作りたかった」と話す。

 ディスプレー用のものとは別に、3分の1サイズの「ヘキセンハウス」(2,100円)も販売したが既に完売した。シェフでオーナーの近藤芳保さんは「昨年80台を販売したところ11月で完売したので今年は約2倍の150台を作ったが11月中に完売してしまった」と話す。

 近藤さんは「繁忙期にも関わらず、業務終了後にスタッフが集まって作った作品。クリスマスシーズンは来店客も多く、待たせてしまうことも多くなる。こうしたディスプレーによって楽しい時間を過ごせてもらえたら」と話す。「これを通じ、通常の商品ではできないような技術にスタッフが挑戦する事で技術が向上し、さらにおいしい商品を提供できるようにしたい」とも。

 営業時間は10時~18時30分。火曜定休。

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