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浜松のフルーツパークでスカイランタンイベント 100基のLEDランタンで幻想的に夜空を照らし

幻想的に夜空を照らすスカイランタン

幻想的に夜空を照らすスカイランタン

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 「スカイランタンinはままつフルーツパーク時之栖」(浜松市北区都田)が5月29日、開催された。

打ち上げ前に準備をする参加者たち

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 「静岡スカイランタン実行委員会」(島田市)が主催する同イベント。2018(平成30)年に島田市の町おこしのために初開催して以来、地域活性化のために、静岡県内各地で開催している。コロナ禍で制限が多い中、野外で参加者同士の距離を保てるイベントのため、子どもたちの遊び場を提供できると考えた同会は、開催に向けて動き出した。会場を探す中、立地や広さなどの条件が適しているため、「はままつフルーツパーク時之栖」(北区都田)に依頼し同意を得た。同所では今年4月に続き、2回目の開催となった。

 スカイランタンは、中国やタイなどで豊作を願う祭りで打ち上げられる熱気球。通常は、火を使い飛ばすが、同イベントでは安全に考慮し、ヘリウムガスを入れた風船を和紙で包むランタンを使う。大きさは、縦約60センチ、横約25センチ。全てのランタンは糸で結び付け、風で飛ばされごみにならないよう工夫。風船の中にLEDを入れランタンをともす。

 風がなく天候に恵まれ当日を迎えた。親子連れからカップルまで幅広い年齢層が250人ほど参加し、約100基のランタンを用意。音楽を流しにぎやかに演出した会場内で、司会者の合図に合わせて来場者がカウントダウンし、一斉に打ち上げた。LEDの色は、ぬくもりあるオレンジ色に統一。幻想的に彩られた夜空を見上げた参加者からは大きな歓声が上がった。

 新型コロナウイルスの対策として、参加者には入園時に手指のアルコール消毒と検温、マスクの着用を求めた。運営スタッフは出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。開催中は、ソーシャルディスタンスを保つよう呼び掛けた。

 家族で参加した柴田さん(湖西市)は、「コロナ禍で普段どこにも出掛けることができないので、良い思い出になった。孫が喜ぶ姿を見ることができてうれしい」と笑顔で話した。

 「無事に開催できて安心している。子どもたちの歓声や拍手などを受け、やってよかったと改めて感じた」と同会代表の兵庫勇樹さん。「子どもたちのためにも、今後も同様の企画を計画していきたい」とも。

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