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浜松・鍛冶町にギョーザ専門店 ギョーザ研究家考案のいくつでも食べられる一口サイズ

多くの来店に期待する、社長の山田さん(左)と同社専務の越川さん(右)

多くの来店に期待する、社長の山田さん(左)と同社専務の越川さん(右)

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 ギョーザ専門店「ぎょうざ新星(しんぼし)」(浜松市中区鍛冶町、 TEL053-488-8500)が5月31日、オープンした。

看板メニューの「新星ぎょうざ」

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 浜松市内を中心に飲食店を多店舗展開する「JACK(ジャック)カンパニー」(中区)が運営する。社長の山田拓司さんは「コロナ禍で不安な日々続くが、地域を守っていかなければいけない」と考え、街なかの活性化につながるよう開業を決意。「ちょっと一歩でいい、踏み出そう」を店のキャッチフレーズにした。ギョーザ研究家の肩書も持つ山田さんの考案するギョーザを提供し、客に元気や勇気を与えられる店を目指す。

 店舗面積は約18坪。ギョーザのイラストや同店のイメージカラーの黄色を配色し、にぎやかに店内を演出。大衆食堂のように、気軽に食事を楽しめる明るい雰囲気をつくり客を迎える。

 ギョーザをメインに提供するが、揚げ物や焼き物などの一品料理も用意し、居酒屋感覚で利用できるようにした。約5センチの一口サイズのギョーザ「新星ぎょうざ」(6個=319円)は、同店の看板メニュー。口溶けするほどやわらかいという薄皮とパリッとした食感の焼き目を同時に楽しめる。付けだれは、塩とこしょうをベースに配合するスパイス「マスターソルト」とかんきつ系の風味の広がる「自家製ポン酢」、同店オリジナルの「すだち胡椒(こしょう)」の3種類を用意。異なる味で食べ比べを楽しみながら、いくつでも食べられるように工夫する。モチモチの食感の麺を使う「新星やきそばソース平打ち太麺」(748円)は、試行錯誤を繰り返し作り上げたソースで仕上げる。このほか、ニンニクを使わないためにおいを気にせず食べられる「生姜(しょうが)ぎょうざ」(6個=319円)や、豚肉と目玉焼きを濃厚で甘味あるしょうゆベースの特性たれで焼き上げる「たまり焼き」(638円)などを用意する。

 新型コロナウイルス対策として、来店時にアルコール消毒と検温を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。飛まつ防止のため、テーブル席の間にパーティションを設置。入り口のドアは常に開放し換気する。

 オープン間もないが「一口サイズのギョーザは食べやすく、何個でも食べられる」「居酒屋感覚で気軽に使える雰囲気が良い」と客からの声が届いているという。「浜松発祥のオリジナルギョーザを知ってもらい、日本中の人に浜松を好きになってほしいと考え、今後は関東への出店も予定している」と山田さん。「料金を抑えたテークアウトメニューも充実しているため、気軽に利用してほしい」とも。

 営業時間は11時~23時。

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