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浜松・萩丘にラーメン店 オマールエビの濃厚凝縮スープ売りに

「新しい味で地域活性化につなげたい」と話すオーナーの久米さん

「新しい味で地域活性化につなげたい」と話すオーナーの久米さん

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 ラーメン店「えびそば金行(かねゆき)浜松店」(浜松市中区萩丘、TEL 050-6872-4871)が6月5日、オープンした。

レアチャーシューをトッピングした濃厚エビスープの「海老味噌拉麺」

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 昨年9月に山梨県で1号店をオープンして以来、オマールエビを使う濃厚スープがおいしいと評判が広がり人気を集めている同店。コロナ禍の影響を受けながらも、北海道から和歌山県まで、現在全国に12店舗を出店している。何か新しい事業を始めたいと考えていた浜松店オーナーの久米崇也さんは、知人であった本店のオーナーを訪ね、同店の味にほれ込み開業を決意。のれん分けとして、静岡県初進出となる同店のオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は、約15坪。テーブル席が8席、カウンター席が5席を用意。内装は、白を基調に、入店しやすい明るくシンプルなデザインに仕上げた。

 看板メニューの「海老味噌拉麺(えびみそらーめん)」(890円)は、オマールエビをふんだんに使い、エビの甘みを最大限に引き出すみそで仕上げた濃厚なオリジナルスープが特徴。「エビを食べているような味わいなので、エビ好きにはたまならない」と久米さん。「海老蕃茄(えびばんか)拉?」(940円)は、女性からの人気も高いという。蕃茄とはトマトのことで、濃厚なエビスープにトマトの程よい酸味と甘みを加えて、食べやすく仕上げる。このほか、強いコシと弾力が特徴の特性極太麺を使う「海老蕃茄つけ麺」(960円)や、スープに桜エビを使い塩味であっさりと仕上げた「海老塩拉?」(890円)などを用意。トッピングも充実しており、真空低温調理で生ハムのような食感に仕上げる「レアチャーシュー」(200円)や、残ったスープに加える「オマール海老チーズリゾット」(290円)などをそろえる。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指のアルコール消毒を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、定期的な換気を徹底。飛まつ防止のため、各席の間にパーティションを設置する。

 来店客からは「濃厚なエビのスープがくせになる」「残ったスープで作るチーズリゾットをトッピングすると2度楽しめる」などの声が届いているという。「コロナ禍で浜松の飲食業界は元気がないため、地域の活性化につながるようにと願い、他店にはない新しい味のラーメンを提供している。ぜひ一度足を運んでほしい」と久米さんは話す。

 営業時間は、11時~14時30分、18時~21時。

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