ホテル「浜名湖レークサイドプラザ」(浜松市北区三ヶ日町、TEL 053-524-1311)で現在、イベント「VRお化け屋敷『怨霊(おんりょう)の金縛り屋敷』」が開催されている。
同ホテルは、奥浜名湖畔にある開放感あふれるリゾートホテル。夏休み期間は例年プールイベントを開催しているが、屋外施設のため、雨天時でも対応できる屋内型の企画を検討した。同ホテルでは、デジタルコンテンツの開発を行う「チームラボ」(東京都)の映像アトラクションを過去に開催したことがあり、好評だったため、映像技術を使う体験イベントを考案。最新のVR技術を導入したお化け屋敷イベントを企画し、開催することとなった。
現在は使われていない同ホテル内の古い大浴場の跡地を会場にし、恐ろしい雰囲気を演出するため内装を新設。「とある村に観光で訪れ、見てはいけない呪(のろ)われた人形を見てしまったことをきっかけに、恐怖の一夜が始まる」というストーリー設定のもと、VR映像での恐怖体験が始まる。所要時間は4分30秒で、参加者はVRメガネとヘッドホンを着用し、至近距離に迫りくる恐怖の映像と臨場感のある音を体感する。1グループで4人まで同時に体験できるため、仲間同士で楽しむこともできる。
新型コロナウイルス対策として、来場時に手指のアルコール消毒とマスクの着用を求め、37.5度以上の発熱がある場合は入場できない。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。密を避けるため、1回の体験につき入場人数を4人までに制限。VRメガネは使用後に毎回消毒し、直接肌に触れないように専用のフェースマスクを提供する。
「夏休みの思い出になるように、最新技術を使い見応え十分なイベントを企画した。暑い夏を吹き飛ばす、ヒヤッと涼しくなるような恐怖体験をしてほしい」と広報企画部部長の為永悠介さん。「ホテル全体で徹底した感染対策を整えているので、安心して来館してくれれば」とも。
開催時間は、10時~12時、13~18時、19~21時。入場料は880円(対象年齢7歳以上)。8月31日まで。