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浜松・入野町のとんかつ専門店でクリスマス企画 3種のブランド豚ロースそろえ

「クリスマス限定企画を楽しんでほしい」と話す店長の磯部さん(中)とスタッフ

「クリスマス限定企画を楽しんでほしい」と話す店長の磯部さん(中)とスタッフ

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 とんかつ専門店「とんかつ八兵衛」(浜松市西区入野町、TEL 053-401-0880)で現在、3種類のブランド豚のロースとんかつをそろえたクリスマス企画「3択ロースフェア」を開催している。

3種類のブランド豚肉

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 「和ごはんとろろや」などの飲食店を多店舗展開する「フード・フォレスト」(西区)が運営する同店。2016(平成28)年にオープンし、選び抜いた食材を使う料理と丁寧な接客サービスにこだわるとんかつ専門店として営業している。

 クリスマスシーズンに来店客に喜ばれる企画を検討した同店。「和食とクリスマスを結び付けるのは難しいが、とんかつ店でもクリスマスを楽しんでもらえるアイデアを模索した」と店長の磯部高志さん。同店で従来取り扱う2種類のブランド豚ロースカツメニューに、新たに1種類を加えて、3種類のロースカツをそろえた。「サンタクロース」をもじり企画名を付け、期間限定の特別価格で提供する同企画の開催を決めた。

 各ブランド豚の味や特徴が分かるように、店内には、「豚肉図鑑」と題した説明書きを掲示する。鹿児島県産の希少なブランド豚を使う「六白(ろっぱく)黒豚 ロースカツ膳」は、同企画をきっかけに新たに考案したメニュー。六白黒豚は鼻やしっぽなど、体の6カ所が白いのが特徴で、流通量が少ないため「黒のダイヤモンド」とも呼ばれるという。アミノ酸の量が多く、やわらかい肉質とほのかな甘みを楽しむことができる。脂身の甘さとジューシーな肉質が特徴のブランド豚を使った「たから豚 ロースカツ膳」は、鹿児島県の契約養豚場から独自のルートで仕入れ、県内では同店のみが扱う。後味がさっぱりとした「三元豚ロースカツ膳」は、臭みやしつこさが少ないため、豚肉が苦手な人でも食べやすいという。セットになるご飯・みそ汁・キャベツは、いずれも自由におかわりできる。「ロース肉だけで食べ比べできる企画はあまりないと思う。家族や友人と一緒に楽しんでもらいたい」と磯部さん。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒、食事時間以外はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。飛まつ防止のため、レジカウンターとテーブル席の間にはパーティションを設置する。

 SNSで告知しただけだが、予想を上回るほど好評で、週末は多くの来店客でにぎわっているという。磯部さんは「肉自体の質はもちろん、それを生かす調理技術で作り上げているので、味には自信がある。クリスマス限定企画として、お得な価格でとんかつを楽しんでほしい」と話す。

 このほか、同企画に連動して12月26日まで、「六白黒豚 ロースカツ膳」を1,880円(通常価格=2,280円)、「たから豚 ロースカツ膳」を1,560円(通常価格=1,670円)、「三元豚ロースカツ膳」を1,460円(通常価格=1,510円)で販売する。

 営業時間は、11時~15時、17時~21時30分。

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