イベント「鴨江寺グランマルシェ VOL.3」(TEL 053-586-8007)が3月6日、鴨江寺(浜松市中区鴨江)で開催される。
インテリア雑貨の販売とイベントプロデュースを手掛ける「SPARA(スパラ)」(浜北区)が主催する同イベント。社長の内山亜子さんは、同寺の近隣で生まれ育ち、いつかなじみある同寺を会場としたマルシェを開催したいと考えていた。知人を介して住職と知り合い、企画を持ち掛けたところ快諾を得て、昨年5月に初開催が実現。2回目となる同年10月のイベントも好評だったため、今回の開催を決めた。
同寺の境内に、飲食店やハンドメード雑貨店など、計32店が集結。会場は、屋外が中心だが、占い店やマッサージ店などは、弘法大師堂の中に出店する。「まつりの屋台の様なものではなく、寺の風情を感じながら、落ち着いた雰囲気の中で楽しめる」と内山さん。
飲食店は約10店が出店。県内初出店となる台湾風屋台「ハオチーハオフー」(豊川市)は、手のひらサイズの大きな鶏唐揚げ「ハオチーダージーパイ」(650円)や、煮込み豚肉をごはんに載せた台湾料理「ルーロー飯」(800円)などを提供。岡崎市のスーパーマーケット「ダイワスーパー」は、イチゴやマンゴーなど、旬のフルーツをたっぷりと使う22種類のフルーツサンドを出品。このほか、タルトやクッキーなどの手作り洋菓子店「Lily‘s cake(リリーズケーキ)」(中区)などが出店する。
ハンドメード雑貨店「emer(エメル)」は、花柄のモチーフが特徴のブランド「リバティ」の生地を使うガーゼハンカチなど、子ども向けの布小物を用意。主催の「SPARA」は、ヨーロッパスタイルの輸入雑貨「ランチョンマット」(500円)や「バスマット」(1,080円~)などを出品する。
音楽デリバリーサービスの「Operaiko(オペライコ)」による無料のオペラコンサートも開催。同店の代表兼ソプラノ歌手の山本愛子さんが、ピアノの伴奏に併せて、歌謡曲からクラシックまでさまざまな曲目を演奏する。
新型コロナウイルス対策として、来場時に手指消毒とマスク着用を求める。出店者は、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。密を避けるため、混雑する場合は、ソーシャルディスタンスを保つように呼び掛ける。
内山さんは「街中から徒歩圏内に立地するが、自然豊かで建物の風情も楽しめる場所。マルシェと併せて鴨江寺の探索も楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~15時。「Operaiko」のコンサートは、11時・13時・14時から開始し、各回20分間演奏する。