焼き肉店「うしいろ」（浜松市中区板屋町、TEL 053-401-1529）が6月1日、オープンした。

良質な黒毛和牛を使う「うしいろ」

　社長の外山直紀さんは、保険の代理店業を経営する中で、事業の多角化を検討。浜松にデートや記念日に使えるような、おしゃれな焼き肉店を見受けないため、需要を見込みオープンを決めた。コンセプトは「五感で楽しむ焼き肉店」。味はもちろん、見栄え良く盛り付けて演出し、大切な時間に華を添えるような店を目指す。

　店舗面積は約43坪。テーブル席17席と5つの個室席28席の合計45席を用意。店舗デザインは、他にはないモダンな焼き肉店を目指し、ライトグレーを基調にイタリアンやフレンチレストランのような落ち着いた雰囲気をイメージして仕上げた。焼き肉店特有のストレスを感じないように配慮し、服に匂いが付かない機能を持つロースターを設置する。

　黒毛和牛を中心に良質な肉を見極めて仕入れる。刻んだ白ネギを牛タンで挟み込んで焼き上げる「うしいろネギタン塩」（1,650円）は、肉の片面がレアの状態まま味わえる。脂身に癖がなく、さっぱりとした味わいの「うしいろ黒毛和牛ユッケ」（2,420円）は、甘めに仕上げた自家製タレと卵黄を載せて提供。「極上うしいろ黒毛和牛ユッケ」（3,800円）は、ウニとキャビア、イクラを載せたユッケに、金粉をまぶして仕上げる。このほか、スタッフが目の前で火を上げながら焼く「黒毛和牛サーロイン」（3,500円）や牛ヒレ肉の中で最も肉質が良いという希少部位「黒毛和牛シャトーブリアン」（6,500円）、「肉ずし」（1,800円）などをそろえる。ドリンクメニューは、約60種類を用意。女性客が喜ぶように配慮してカクテルやシャンパンなどもそろえる。

　新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。ロースターを稼働して常に換気を徹底する。

　外山さんは「今まで浜松になかった高級感ある空間を提供したい。デートや記念日などの大切な時間に、ゆっくりとくつろぎながら焼き肉を楽しんでもらえたら」と話す。

　営業時間は17時～23時。水曜定休。