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浜松・肴町に韓国料理店新店 若者をターゲットに「映える」韓国料理そろえ

「気軽に来店してほしい」と話す、社長の仲さん(左)とスタッフ

「気軽に来店してほしい」と話す、社長の仲さん(左)とスタッフ

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 韓国料理店「韓国屋台料理ジョンマッテジ」(浜松市中区肴町、TEL 070-8443-6318)が6月1日、オープンした。

韓国フライドチキンと鍋に入れたとろけるチーズを絡めて楽しむ「UFOチキン」

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 社長の仲哲也さんは、名古屋市で飲食店を4年間ほど経営してきたが、新型コロナ禍の影響を受け閉店。その後、新規事業を立ち上げようと浜松に移住した。浜松市内に若者向けの韓国料理店を見受けないため、需要を見込んだ仲さん。若い世代が好む定番の韓国料理をそろえ、リーズナブルな価格で提供する店を作ろうと、オープンを決めた。店名は、韓国語で「すごくおいしい」を意味する「ジョンマッテン」と、豚を意味する「テジ」をかけ合わせた造語。豚肉料理を含めた「すごくおいしい韓国料理店」を目指す。

 店舗面積は約20坪で、テーブル席のみ34席を用意。店内は、若い世代の女性客に喜んでもらえるようにと、モノトーンを基調にシンプルで清潔感のあるデザインに仕上げた。壁にはネオンのオブジェを飾り、ショーケースにはハングル文字でデザインしたドリンクが並ぶ。

 「映え」を意識した盛り付けで演出した韓国料理を提供する。豚肉の鉄板焼き「サムギョプサル」は、うまみの強い三枚肉を焼き上げ、サンチュで巻いて楽しむ。白ネギを使う自家製ダレの「カルビ」とコチュジャンをベースに仕上げた「辛みそ」、塩ダレに漬け込んだ「ネギ塩」(以上、1,300円)の3種類を用意する。韓国のスープ料理「カムジャタン」(1人前=1,800円)は、ジャガイモと3時間かけて柔らかく煮込んだスペアリブが入る。オプションとして、韓国風チャーハン「ポックンパ」(350円)とモチモチした食感の「ラーメン」(350円)を用意し、残ったスープに追加できる。このほか、韓国フライドチキンと鍋に入れたとろけるチーズを絡めて楽しむ「UFOチキン」(2,350円)などを用意する。

 生のエビをダシしょうゆに漬け込んだ「カンジャンセウ」(970円)や韓国の定番屋台料理「チーズトッポギ」(970円)などの1品料理も用意。マンゴーやライチなどのフルーツ味の焼酎「ジョウンデー」(1,000円~)や「チャミスル」(1,000円~)など、韓国産のドリンクメニューもそろえる。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と飲食以外の時間はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。空調システムを設置し、定期的に出入り口を開けて換気を徹底する。

 SNSの反響でオープン初日は多くの来店客が訪れたという。仲さんは「若い女性を中心に誰でも気軽に楽しめる韓国料理を用意している。たくさんの人に喜んでもらえる店づくりをしているので、気軽に来店してもらえたら」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~24時(土曜・日曜は11時30分~24時)。

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