イベント「城下町プロジェクト 夏の餃三昧(ぎょうざんまい)!」(浜松市中区肴町、TEL 053-456-6999)が現在、中心市街地で開催されている。
ダイニングバー「Beige(ベージュ)」の「パクチー水ギョーザ」
主催は、酒の販売や飲食店などを手がける「間渕商店」と「まちおこしパートナーズ肴町」。全国的にも知られる「浜松ギョーザ」をテーマに、街中を活性化するイベントとして企画した。併せて、来年放送予定のNHK大河ドラマ「どうする家康」をきっかけに、浜松の魅力を伝えたいと考え開催を決めた。
新型コロナ感染対策として、電子チケットを導入。スマホ決済アプリ「EMot(エモット)」、または公式ホームページで販売する。チケット(1,500円)は1セット3枚つづりで、1枚につき参加店ごとに用意したギョーザ1皿と交換できる。参加者は飲食店を自由に巡り「はしごギョーザ」を楽しめる。
浜松市中心部にある18店が参加し、各店趣向を凝らしたギョーザを用意。ダイニングバー「Beige(ベージュ)」の「パクチー水ギョーザ」(4個入り)は、地元産豚肉と有機野菜を使ったあんを手作りの皮で包み、パクチーをのせて仕上げる。居酒屋食堂「食堂まぶち」は、ニンニクをふんだんに入れた揚げギョーザ「黄金まぶちギョーザ」(6個入り)を用意。「五味八珍メイワン店」の「浜松餃子」(12個入り)は、キャベツを多く使い、野菜の甘みを感じるあっさりとした味を楽しめる。このほか、居酒屋「がやがや」や「遠州郷土料理 黒フネ」などが参加する。
新型コロナの感染者数増加の影響で人出は少ないが、今後口コミやSNSで集客につながるようにと期待する。「通常よりお得にギョーザを食べられるイベントなので、家族や友人と気軽に楽しんでもらいたい」と間渕商店統括マネジャーの阿南健太さん。「地元の人も観光客も、浜松ギョーザを通じて浜松の魅力を知ってもらえたら」とも。