イベント「浜松クラフトビールフェスミニ2022 inソラモ」(TEL 053-459-4320)が9月11日、「浜松ギャラリーモールソラモ」(浜松市中区砂山町)で開催される。
主催は「浜松まちなかにぎわい協議会」と飲食店「オクタンゴンブリューイング」(中区田町)などで構成する実行委員会。2018(平成30)年、当時全国で流行しつつあったクラフトビールのイベントを開くことで街中を盛り上げようと、初開催した同イベント。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一昨年はオンラインで、昨年はインターネット販売と街中の飲食店内で限定開催した。過去の参加者や出店醸造所からの要望を受け、規模を縮小し3年ぶりとなる屋外での開催を決めた。感染対策のため空間を十分に確保し、ゆったりと過ごす「大人のチルアウトタイム」をコンセプトに掲げる。
クラフトビールのブースは、県内6カ所を含む醸造所や販売店による11店舗がそろう。2019年に醸造をスタートした静岡市の醸造所「West Coast Brewing(ウエストコーストブルーイング)」は、ホップの香りを効かした、さまざまなスタイルのビールを提供。チェコスタイルピルスナーをはじめヘーフェバイツェンなどのヨーロピアンスタイルビールに力を入れる「横浜ベイブルーイング」(神奈川県)や小規模である利点を活かし面白みのあるビールを提供する「うしとらブルワリー」(栃木県)などが出店する。
フードブースには5店舗が並ぶ。ベトナム料理店「PHOHANOI second(フォーハノイセカンド)」は、米粉の皮で手作りするベトナム南部風揚げ春巻き「チャー・ジョー」などを販売。ジビエ料理店「GIBIE KO-CHAN(ジビエコーチャン)」や自家焙煎(ばいせん)コーヒーの「アディクトコーヒー」なども出店。イベント「ハママツ・ジャズ・ウィーク」とコラボした音楽ライブも開催し、ジャズ演奏で会場を演出する。
実行委員の清水英貴さんは「3年ぶりの屋外開催に期待している。それぞれの好きなビールを楽しみ、ゆったりとした時間を過ごしてもらえたら」と話す。
開催時間は11時~18時。音楽ライブは13時~17時30分。入場無料。