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浜名湖弁天島で「すっぽん元気まつり」 3年ぶり開催、特産品で舞阪町の魅力発信

「夜空の下でゆっくりと楽しんでほしい」と話す舞阪町観光協会の牧野専務理事

「夜空の下でゆっくりと楽しんでほしい」と話す舞阪町観光協会の牧野専務理事

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 イベント「2022浜名湖弁天島すっぽん元気まつり」(TEL 053-592-0757)が9月10日、「浜松市弁天島海浜公園」(西区舞阪町)で開催される。主催は舞阪町観光協会。

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 2000(平成12)年に「弁天島すっぽんの日」を制定した舞阪町。同年、スッポンの産地として全国に浜名湖をPRしようと同イベントの開催を始めた。例年スッポン料理と地元食材を使った料理を提供するほか、ステージでの演奏を交えて舞阪の魅力を伝えてきた。新型コロナ禍の影響で昨年と一昨年は中止。再開することで地元を活気づけたいと考え、感染対策を整えた上で3年ぶりとなる開催を決めた。

 江戸時代から100年以上続く老舗スッポン養殖場「服部中村養鼈場(ようべつじょう)」のスッポンを、地元の料理店「山本亭」が調理した「すっぽんスープ」を振る舞う。500杯限定で価格は1杯200円。「コラーゲンたっぷりでくさみがない。スッポンならではのコクとうまみの強いスープを味わってほしい」と舞阪町観光協会専務理事の牧野哲郎さん。

 地元名産品を販売する出店ブースには7店舗が並ぶ。「服部中村養鼈場」が作るスッポンのレトルト商品は、しょうゆベースの和風味スープ「スタンダードタイプ」(660円)や「すっぽんカレー」(734円)などを用意。地元シラス漁師の婦人会「浜名っ娘クラブ」は、地元産シラスを使う「シラスコロッケ」(450円)や「シラ ス天丼」(500円)を提供。「浜名湖養魚漁業協同組合」は、蒲焼きウナギと長ネギを串刺した「ねぎまウナギ」(300円)などを販売する。このほか、ウズラ卵を使うオリジナル商品「弁天島プリン」(400円)を扱う弁天島のホテル「ジ・オーシャン」などが出店する。

 特設ステージを設けて、沖縄エイサーや昭和歌謡なども披露する。20時からの約10分間は、弁天島鳥居横の中州から150発の花火を打ち上げる。

 新型コロナウイルス対策として、入場時に手指消毒と検温、マスクの着用、人数を把握して入場者数を制限するためアームバンドを付けるように求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。密を避けるため例年より会場を広くレイアウト。アルコール類は販売しない。

 牧野さんは「久しぶりに開催を迎えられてうれしい。十分に感染対策を整えて野外で開催するので、夜空の下でゆっくりと楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は16時30分~19時40分。雨天決行。入場無料。

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