パン専門店「ひまわりパン」(浜松市早出町、TEL 053-522-8090)が9月11日、オープンした。
店主の文淑花さんは、東京の製菓専門学校でパン作りについて学んだ後、千葉県や浜松市のパン店に勤め15年ほど経験を重ねた。いつか自身の店を持ちたいと夢を描いていた文さん。立地と雰囲気の良いテナントと出合ったことをきっかけに、同店のオープンを決めた。
店舗面積は約15坪。テイクアウト中心だが、イートインスペースとしてテーブル8席を用意する。店内は、白色の壁を基調にダークブラウンの木を使い、落ち着いた雰囲気のデザインに仕上げた。
自家製のレーズン酵母を使った手作りパンを約30種類用意。レーズン酵母を使うことで、ほんのりとブドウの香りが広がるパンが焼き上がるという。健康に配慮して、いずれのパンも添加物は一切使わない。3種類のチーズをふんだんに入れた「チーズ食パン」(720円)は、砂糖を使わず練乳と蜂蜜のみで作ることで、しっとりとした食感と優しい甘みを感じるという。フランス産小麦粉と北海道産発酵バターを使う「クロワッサン」(250円)は、ザクザクとした食感を楽しめる。このほか、外はカリカリと中はしっとりとした食感の「絶品メロンパン」(175円)、ライ麦など3種類の粉を使いモチモチの食感に焼き上げる「ごま塩ロール」(125円)、クルミが入った「シナモンロール」(215円)などをそろえる。
オープン後は、連日売り切れが続くほど順調な滑り出しという。文さんは「毎日試行錯誤しながら、新しいものを提供していきたい。いつでも明るく迎え入れるので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と話す。
営業時間は9時~17時(売り切れ次第終了)。水曜・木曜定休。