イベント「『スポーツの日』記念事業 浜松みんなのスポーツまつり」(TEL 053-411-8686)が10月10日、「浜松市四ツ池公園」(浜松市中区上島)で開催される。主催は浜松市スポーツ協会。
浜松市民がスポーツの日を記念すると共に、広くスポーツに親しむことができるようにと「浜松市民健康・体力つくり中央大会」として発足した同イベント。2011(平成23)年から現在の名称に変更し開催してきた。コロナ禍の影響と東京オリンピック開催のためスポーツの日が7月に変更されたことにより、一昨年と昨年は中止。今年は3年ぶり開催し、スポーツを通して心身のリフレッシュや健康増進のきっかけになるよう目指す。
公園内の陸上競技場をメイン会場とし、子どもから大人まで気軽に参加できるユニークなプログラムを企画。開催当日の申し込みで参加できる約10種目も用意する。「ソーシャルディスタンスで運ぼう」は、コロナ禍で考案した今年からの新種目。90センチ四方のビニールシートの四隅を4人で持ち、シートの上に載せたボールをリレー形式で運び競い合う。このほか、靴飛ばしの距離を競い合う小学生を対象にした種目「靴1グランプリ」や、参加希望者全員でトラック5周約2キロメートルをスローペースで走る企画「みんなで楽しく走ろう」などを用意する。
陸上競技場横の自由広場では、ボッチャや車いすバスケットボールなどの障害者スポーツ体験。浜松球場では、球速を測定する「スピードガン体験」や「ベースランニング体験」なども用意する。「事前申し込みなく当日参加できるイベントなので、運動ができる服装で気軽に足を運んでほしい」と浜松市スポーツ協会総務課の三上貴史さん。
各小学校区の代表選手が競い合う「校区対抗小学生リレー」、「浜松創作和太鼓団体連合会」による「創作和太鼓演奏」などのプログラムも企画。県内初のブラインドサッカーチーム「FCコレチーボ静岡」による「ブラインドサッカーデモンストレーション」も行う。
三上さんは「勝ち負けだけでなく楽しめる種目を用意している。参加者同士でコミュニケーションをとりながらスポーツを楽しんでほしい」と話す。
開催時間は9時25分~14時30分。公共交通機関での来場を呼びかける。