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浜松のソースメーカーが究極のソースプロジェクト第11弾 1590時間煮込んだハンバーグソース

鳥居食品の「究極」のソース「The Sauce 2022」

鳥居食品の「究極」のソース「The Sauce 2022」

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 浜松の老舗ソースメーカー「鳥居食品」(浜松市中区相生)が11月29日、究極のソースプロジェクト第11弾商品「The Sauce 2022」の販売を始めた。

鳥居食品の「究極」のソース「The Sauce 2022」

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 毎年異なるテーマを設けて、同社のソース作りの「粋を集めた究極のソース」を開発する同プロジェクト。例年、発売から1~2日で完売する人気を集める。同社では、ハンバーグソースの開発を請け負ったことをきっかけに研究を進める中で、コストを度外視した「究極のソース」を作ろうと発案。第11弾を迎える今年のテーマは「ハンバーグソース」に決めた。

 ハンバーグソースは、デミグラスソースと和風ソースが一般的とされる中で、いずれも共通する「タマネギの甘み」に着目。静岡県産のタマネギをベースに、愛知県産トマトと赤ワインの酸味でソースの骨格を作った。赤ワインは、東日本大震災をきっかけに浜松から仙台に移住したワイン醸造家の佐々木道彦さんが立ち上げた「南三陸ワイナリー」(宮城県)のワインを使う。甘みの隠し味として、濃い茶色になるまで加熱した浜松産次郎柿を加えた。社長の鳥居大資さんは「当社が常に追求する、料理の素材を邪魔しない味に仕上げた。上質な肉を使ったハンバーグでも、しっかりと肉本来の味を感じられる」と話す。

 11弾商品は、コンロで加熱して煮込む時間に加えて、野菜や果物などの食材のうまみや甘みを引き出すため低温調理作業も含め、延べ1590時間をかけて作り上げたという。長時間加熱することで、濃縮されたコクを感じられるという。

 「ハンバーグにそのままかけてもおいしく食べられるが、フライパンに残った肉汁に加えて軽く煮詰めればさらに味わい深いソースになる」と鳥居さん。「舌のこえたハンバーグ愛好家にも納得してもらえる味に仕上がったので楽しんでほしい」とも。

 価格は200ミリリットル入り2,000円(限定200本)。同社オンラインショップと工場直販所で販売する。

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