浜松・元城町に1月22日、「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」(TEL 050-3154-0830)がプレオープンした。
NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送開始に合わせて、作品の世界を紹介する同施設。浜松市中区の元城小跡地の「出世パーク」内に開設した。
プレオープン期間中は、主に歴代大河ドラマや作中に登場した徳川家康についての展示を行う。「歴代大河ドラマパノラマ年表」は、過去の大河ドラマ61作品の歴史を振り返る展示で、放送当時の社会史や浜松での出来事なども併せて紹介する。浜松市役所観光・シティプロモーション課の北嶋秀明さんは「自身の思い出と照らし合わせて楽しんでほしい」と話す。
「歴代大河が描いた徳川家康展」は、過去に家康が登場した25作品にスポットを当てたパネル展。プレオープン期間限定のシアター「歴代家康スペシャルダイジェスト」では、過去の出演者や作品ごとの家康の描かれ方などを紹介する。このほか、「どうする家康」の作品概要や人物相関図、主演の松本潤さんと、「瀬名」役を演じる有村架純さんの等身大パネルを並べたフォトスポットなども用意する。
出世パーク内には、土産店「出世の街 家康ショップ」も同時出店した。地元特産品を中心に、大河ドラマ関連グッズをそろえる。松本潤さん監修の「浜松限定デザイン ポチ袋」(6袋入り=1,000円)、ドラマのタイトルロゴなどをデザインした「Tシャツ」(3,300円)などが並ぶ。
グランドオープンの3月18日以降は、展示内容をリニューアルする予定という。北嶋さんは「プレオープン期間しか見られない限定展示を行う。多くの人に来場してもらい、ドラマの舞台が浜松に移り変わるのを想像しながら楽しんでもらえたら」と話す。
開館時間は10時~18時。プレオープン期間の入館料は、大人=400円、小中学生=200円。グランドオープン後の入館料は、大人=800円、小中学生=400円。