ギョーザ製造・販売の「88ぱちぱち餃子(ぎょうざ)」(浜松市中区佐藤町)が2月23日、一口サイズの冷凍ギョーザ「88ぱちぱちチャオズ」の販売を始めた。
おやつ・つまみとして楽しめる一口ギョーザ「88ぱちぱちチャオズ」
保険と不動産会社の「フォースワンAG」(東区)が手がける同店。社長の澤木真介さんは、浜松の文化に携わる会社でありたいと、2019年に食品事業部を立ち上げ、浜松名物の一つであるギョーザの製造・販売を始めた。全て自社工場で製造し、品質管理を徹底。「誰でも食べやすい、ヘルシーで優しい味わい」のギョーザを提供する。
澤木さんによると、同社のギョーザは無添加で野菜をふんだんに使うため、あんをすりつぶし離乳食として使う人も多いという。交流のあるこども園からの「健康に良いギョーザをおやつ感覚で楽しみたい」とのリクエストをきっかけに、昨年7月に商品開発を始めた。
試作を重ねて考案したオリジナルの皮を使うことで、片面はカリッと、片面はもちもちとした食感に焼き上がる。あんは、シャキシャキとした野菜の食感を残しつつ、ジューシーな肉汁も感じられるように配合した。酒のつまみや、鍋料理に入れても楽しめるという。
自宅で簡単に調理するための「焼き方レシピ」も付く。「試行を重ねて焼き方にもこだわった。レシピを参考に一番おいしい状態で食べてもらいたい」と澤木さん。
3月4日には、直売店で試食イベントを開催し、来店者には「8個入りミニセット」を無料進呈する。「家族連れで気軽に来店して、まずは一度試してほしい」と澤木さん。「この商品をきっかけに、『浜松はおやつもギョーザ』という文化が広がれば」とも。
価格は15個入り480円。同店オンラインショップ、直売店、遠鉄百貨店、クックマート一部店舗で販売する。