浜松のカレー専門店5店で開催されている「第2回浜松カレーラリー」が、終了まであと1週間と迫った。
浜松市を中心としたカレー専門店が集まって作られた「浜松カレー楽会」が主催する同イベント。同一テーマを設け、各店がオリジナルの「浜松カレー」を提供。参加客はウオークラリー形式で各店を回る。
今回のテーマは「野菜を使った浜松カレー」。参加店舗は昨年と同じ「スパイス・カフェ・ビージャ」(中区富塚)、「印度カレーmana」、「カレー処ヤサカ」(領家)、「太陽カレー」(東区原島)、「R食堂」(磐田市富丘)の5店舗。地元の農園の有機野菜を使った「ぽかぽかスープカレー」(スパイス・カフェ・ビージャ)や、肉を一切使わない「100%野菜のキーマカレー」(印度カレーmana)など、いずれも個性的な浜松カレーを用意する。
同会で事務局を務めるスパイス・カフェ・ビージャの清川孝男さんは「今年は昨年に比べ多くの人に参加してもらっており、中には3週目を達成した人もいる」と話す。
2月6日に「R食堂」「カレー処ヤサカ」の2店を訪れラリーを達成した杉本さんは「もともとカレーは好きだが、カレーの素材としては初めて食べる野菜もあり、店ごとにとても個性的で楽しかった」と振り返る。
昨年は54人のラリー達成者を出した同企画。今年は2月20日時点で66人が達成し、中には2回目を達成した人4人、3回目を達成した人1人も含まれる。
「終盤に来て参加者も達成者も増えてきている。カレーが本当にみんなに愛されている食べ物で、そのカレー愛の輪が広がって人と人、人と地域がつながっているのを実感できてうれしい」と清川さん。3月4日には、ラリーを記念したトークイベントも開催予定。「今後も、ますます浜松はカレーで盛り上がっていければ」と意気込む。
達成者には1,000円分の全店共通商品券と非売品のカレーラリーグッズを進呈している。2月28日まで。