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浜松・小林にサンドイッチ店 洋菓子店コラボの「生クリーム」使ったサンド

「気軽に立ち寄ってもらえたら」と話す「あんじ~る」のスタッフ

「気軽に立ち寄ってもらえたら」と話す「あんじ~る」のスタッフ

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 サンドイッチ専門店「あんじ~る」(浜松市浜北区小林、TEL 053-401-5398)が5月7日、オープンした。

さっぱりとした味に仕上げた「サバタツタサンド」

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 店主は、障がい者支援を行う会社「Reliable(リライアブル)」(浜北区)社長の東亮さん。大人の障がい者が働く機会が少なく、賃金面の待遇が良くない場合もあり、改善したいと考えていたという。「民間で就労支援ができ、障がいがある人も生き生きと働ける場所を作ろう」と、オープンに踏み切った。

 店内は白を基調に、明るくシンプルなデザインに仕上げる。テイクアウト専門で販売する。

 調理を担当するのは、調理師やパティシエとして10年以上の経験を持つ店長の鈴木暁子さん。できる限り地元の野菜やフルーツを使った総菜サンドイッチやフルーツサンドイッチなど常時約15種類そろえる。地元養鶏場「青い鳥牧場」(浜北区)の新鮮な卵を使った「たまごサンド」(300円)は、マヨネーズで味付けし、卵本来の味を感じられるように仕上げる。揚げ物を作る際には、「揚げ物が吸収する油量を最大50%削減し、カロリーを抑えられる」(東さん)というフライヤー「ドクターフライ」を使う。サバの竜田揚げを挟んだ「サバタツタサンド」(360円)は、酸味のあるニンジンサラダを加えさっぱりとした味に仕上げる。

 フルーツサンドイッチに使う生クリームは、洋菓子店「シュガーポット」(浜北区)とコラボし甘過ぎないクリームに仕上げる。「生クリームが苦手な人も食べられるという『シュガーポット』のケーキのように、当店のサンドイッチも多くの人に楽しんでもらいたい」と東さん。パイナップル、イチゴ、キウイ、オレンジを挟んだ「フルーツミックスサンド」(420円)、ビター風味のチョコ生クリームを使った「チョコバナナサンド」(370円)などをそろえる。

 「季節の野菜やフルーツなど食材にもこだわっている。出来たての味を楽しんでほしい」と東さん。「駅にも近いので、通学や出勤時など気軽に立ち寄ってもらえたら」とも。

 営業時間は7時~13時30分。月曜定休。

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