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浜松・中野町に不動産会社が手がけるカフェ パン店とのコラボメニューも

「気軽に足を運んでもらいたい」と話す店長の秋山静香さん(中央左)とスタッフ

「気軽に足を運んでもらいたい」と話す店長の秋山静香さん(中央左)とスタッフ

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 カフェ「cafe明日(カフェアスモ)」(浜松市東区中野町、TEL 090-9223-8169)がオープンして1カ月がたった。

「パン工房totokaka」が手がける「国産牛のカレー バルサミコ」

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 1980(昭和55)年に測量・土地開発会社として創業し、不動産賃貸事業も展開する「アスモ不動産」(東区)が運営する同店。店長の秋山静香さんによると、コロナ禍もありネットで不動産を探す人が増え、客と直接関わる機会が減っていたという。地域に根差した会社として、人と関わる機会を増やし信頼を築きたいと、同店のオープンを決めた。店長の秋山静香さんは「カフェとして気軽に足を運んでもらい、困ったことがあれば相談できる身近な存在になれたら」と話す。

 店舗面積は約68坪。席数は、テーブル席=16席、カウンター席=7席。もともとあった事務所を改装し、一部をカフェにして運営する。店内はレンタルスペースとしても活用するため、白色を基調にしたシンプルなデザイン。一部をガラス張りにし、明るい雰囲気に仕上げる。

 地元の食材や商品などを中心に使ったメニューを提供する。磐田市のパン専門店「パン工房totokaka(トトカカ)」は、2号店として「88Bakery(ヤヤベーカリー)」をカフェ内で展開。イートイン可能な店の出店を検討していたことからコラボが実現した。「メロンパン」(200円)、「エッグエッグカレーパン」(350円)、カカオニブを混ぜたサクサク食感のパン「カカオクロッカン」(320円)などをそろえる。

 「88Bakeryモーニングセット」(パンの料金+380円)は、店頭に並んだ好きなパンにサラダ、スープ、ドリンクをセットにして提供。ランチメニューは、トトカカの店主で谷口弘樹さんが手がける「国産牛のカレー バルサミコ」、スパイスに昆布とカツオだしをブレンドした「アスモチキンカレー」(以上1,380円)、モチモチ食感のパンを使った「サンドイッチプレート」(1,280円)などを用意する。

 カフェメニューには、「シナモンロール バニラアイス添え」(550円)、さっぱりとした味に仕上げた「バスクチーズケーキ」(600円)などのデザートや、お茶の製造・販売を行う「茶空民」(天竜区)の「オーガニック和紅茶」(500円)などをそろえる。

 秋山さんは「来店者との自然な会話の中で、悩みや相談を聞いていけたら。何かにチャレンジする人の後押しになれるような場所にしたい」と話す。

 営業時間は、モーニング=8時~11時、ランチ=11時~14時、カフェ=14時~16時。

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