カフェ「Landmark's Coffee & Baker(ランドマークス コーヒーアンドベイカー)」(浜松市中区茄子町、TEL 053-571-1151)が6月1日、オープンした。
「Landmark’s Coffee&Baker」のフードメニュー
焼き肉店「火の国」などの飲食店を展開する「ランドマーク」(東区)が運営する同店。自社の強みを生かした「和牛」を使ったメニューに加え、コーヒー豆の自家焙煎(ばいせん)を始めたことから、「和牛とコーヒー」を楽しめる店の出店を決めた。
店舗面積は約30坪。席数は、テーブル席24席、カウンター席5席。店内は、ターコイズブルーを基調に、木目の壁をアクセントにした海外のカフェ風デザインに仕上げた。店内メニューはドライブスルーでも販売する。
メインメニュー「ハンバーガー」のパテには、和牛の肩から腕の部位を使う。赤身と脂をバランスよく混ぜ、スジ肉を入れて食感を出したという。「和牛のハンバーガーを気軽に楽しめるよう和牛を一頭買いし安価に提供できるようにしている」と同店スタッフ。手作りのバンズは、ふっくらと焼き上げ、甘みがある味に仕上げた。
店内で塩漬け・燻製(くんせい)したベーコンを挟んだ「和牛バーガー」は、バーベキューソースとタルタルソースで味付けする。薄切り肉を使った「焼き肉バーガー」(以上、単品=780円)は、甘く仕上げたしょうゆだれを合わせる。京都産九条ネギや揚げナスを挟んだ「京野菜バーガー」(単品=980円)は、ユズこしょうソースでさっぱりとした味に仕上げる。三方原産メークインを使ったポテトとドリンクのセット(ハンバーガーの料金+350円~)も用意する。
ドリンクメニューには、「日本スペシャルティコーヒー協会」が定義した品質などの条件を満たした「スペシャルティコーヒー」の生豆を仕入れ、焙煎した豆をハンドドリップで提供する「本日のスペシャルティ」(レギュラー=480円、ラージ=550円)などを用意する。副社長の久保田奈津美さんは「まだ浜松でスペシャルティコーヒーは浸透していないので、広めていきたい」と話す。
コーヒーに合うよう手作りしたというデザートメニューは約10種類用意。生地にレモンを加え酸味を利かせた「小さなレモンケーキ」(280円)、キャラメリゼしたリンゴを使った「アップルタルト」(380円)などを用意する。
「和牛バーガーとコーヒーをドライブスルーで買える場所は日本初では。店内でゆっくりするのはもちろん、利用しやすい方法で来店してもらえたら」と久保田さん。「品質がよい物を手の出しやすい価格で提供するので、気軽に楽しんでほしい」とも。
営業時間は11時~21時。