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浜松・有玉南町にドイツテイストのカフェ 第二の人生カフェ経営にチャレンジ

「ゆったりと過ごしてほしい」と話す店主の鈴木さん(右)

「ゆったりと過ごしてほしい」と話す店主の鈴木さん(右)

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 カフェ「Cafe glanz(カフェグランツ)」(浜松市東区有玉南町、TEL 080-8421-6740)が6月5日、オープンした。

アイスバインが入った具沢山のスープ「ドイツ風ポトフ」

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 店主の鈴木智美さんは洋菓子店で12年間、ケーキ職人として勤めた経験を持つ。自身の子育てが落ち着いたタイミングで、第二の人生として自分の好きなことにチャレンジしたいと同店のオープンに踏み切った。鈴木さんはドイツが好きで過去に旅行に出掛けたこともあり、メニューの一部にドイツ料理やスイーツを取り入れてその魅力を伝える。

 店舗面積は約20坪。席数は、テーブル席11席、カウンター席4席。白を基調にドイツをイメージしてデザイン。明るく入店しやすい雰囲気で来店客がゆったりとくつろげる空間にした。

 ランチメニューは3種類用意。「ドイツ風ポトフ」(1,600円)は、野菜やソーセージ、アイスバインが入った具沢山のスープ。アイスバインは豚肉を塩漬けしたドイツ料理で、スパイスを入れて1週間漬け込んだ豚肉に、野菜とハーブを合わせて4時間煮込むという。「日替わりランチ」(1,400円)のメイン料理は、「チキンのクリームソース」「サーモンと野菜のクリームパスタ」「豚肩ロースのマスタードソース」などを、店主お任せで用意する。炊き込んだバターライスにとろっと焼き上げたオムレツを載せた「オムライス」(1,200円)は、トマトソースとカレーソースの2種類を用意する。いずれも、前菜、スープ、ドリンクをセットにする。

 季節の食材を使い毎朝店内で手作りするケーキは、常時3~4種類そろえる。ドイツ語で「黒い森のサクランボケーキ」を意味する「シュバルツヴァルト キルシュクーヘン」(500円)は、ダークチェリーの甘みを生かして仕上げる。硬い食感で濃厚なチーズの風味を感じる「ベイクドチーズケーキ」(500円)や、レモン・紅茶・バナナなど日替わりで焼き上げる「日替わりシフォンケーキ」(400円)などが並ぶ。

 ドリンクメニューの「コーヒー」(400円)は、ランチタイム以外は店内でひいた豆をサイホンでいれて提供する。

 「オープン後は近隣に住む人を中心に多くの来店があった。今後はSNSや口コミなどでさらに周知を広めたい」と鈴木さん。「奇をてらったような気取ったものは何もないので、気軽に足を運んでほしい。おいしいケーキと飲み物で、それぞれの好きな時間をゆったりと過ごしてもらえたら」とも。

 営業時間は11時~18時(ランチ=14時まで)。木曜・日曜定休。

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