夏のイベント「SUMMER FESTA(サマーフェスタ) 2023」が7月15日から、「浜名湖ガーデンパーク」(浜松市西区村櫛町)で開催される。
「夏の自然観察イベント」でサポーターとして協力する西遠女子学園の自然科学部の生徒
子どもの夏休み期間に開催し、家族で参加できるイベントや夏休みの宿題の参考になればと、さまざまなワークショップを展開してきた同イベント。今年はコロナ禍で中止していた「水遊び広場」の開放を4年ぶりに再開。イベントに先駆け7月1日から開放している。同広場には、足首が漬かるほどの水を流すと共に、噴水から水が飛び出す仕掛けを用意。既に家族連れや幼稚園の団体が利用しているという。広報担当者の竹村洋香さんは「プールとは違い足がつくので、小さなお子さんでも楽しめる。水着でも洋服のままでも涼んでもらえたら」と話す。広場前にはキッチンカーを集め、マンゴーシロップとヒマワリの種をトッピングしたソフトクリーム「ひまわりソフト」などの軽食を提供する。
今年初開催のヒマワリ畑を利用した迷路「ひまわり迷路」では、迷路内に隠れた同施設オリジナルキャラクター「のたね」を探しながら探検してもらう。「のたね」を見つけてゴールした人には、「スマホ用壁紙」と「塗り絵データ」を進呈する。7月23日に開催する「夏の自然観察イベント」では、園内にいる生き物を見つけ「生き物マップ」「生き物図鑑」を作成してもらう。同イベントでは13時から、西遠女子学園の自然科学部生徒がサポートし、園内を回って生き物観察を行う。
毎年好評という小学生までの子どもが対象のスタンプラリー「のたねと宝さがし」では、自由研究の参考にもなるような「生き物クイズ」などを用意する。8月13日・14日は、輪投げや射的などを用意する「縁日広場」を設け、各ブース1回100円で提供する。さまざまなワークショップを展開する「夏休み工作・体験教室」では、「フォトフレームづくり」「万華鏡づくり」などを用意する。予約不要。工具を使わずに木工で貯金箱を作成してもらう夏休みの宿題応援企画「木の貯金箱作り」など一部のワークショップは有料で、ウェブサイトで事前申し込みを求める。
竹村さんは「夏休みの思い出になるようなイベントにしたい。家族みんなで来てもらえたら」と話す。
主な開催時間は、水遊び広場=10時~16時(9月3日まで、8月1日は休業)。ひまわり迷路=8時30分~18時(7月22日~8月6日)。のたねと宝さがし=8時30分~17時(7月15日~8月11日)。
同フェスタは8月27日まで。
同園の開園時間は8時30分~18時。入場無料。