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浜松・貴布祢に「昭和レトロ」コンセプトの居酒屋 第二の人生にチャレンジ

 「昭和レトロ」をイメージした空間が特徴の「レトロ酒場 半ちゃん」

 「昭和レトロ」をイメージした空間が特徴の「レトロ酒場 半ちゃん」

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 居酒屋「レトロ酒場 半ちゃん」(浜松市浜北区貴布祢、TEL 053-585-8080)が7月31日、オープンした。

たくあんを入れた「遠州焼き」

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 店主の太田絢香さんは飲食店での勤務経験があり、20代の頃から自分の店を持つことが夢だったという。子育てが落ち着いたタイミングで、第二の人生としてチャレンジしたいと同店のオープンに踏み切った。

 店舗面積は約8坪。席数は、テーブル席8席、カウンター席7席。「昭和レトロ」をテーマにダークブラウンの家具を使い、昭和時代のポスターや看板、小物を飾る。太田さんは「自分の好きなものや青春時代を詰め込み、昭和や平成の懐かしさを感じる空間を目指した」と話す。

 「昭和レトロ」をイメージしたメニューをはじめ、酒に合う料理を提供する。浜松での駄菓子屋メニューとしても知られる「遠州焼き」(500円)は、たくあん、紅ショウガ、天かす、だしなどを加えて薄く焼き上げる。8種類用意する「串揚げ」は、サイコロ状に切った「たくあん」(150円)や季節の野菜を使った「野菜串」のほか、「ハムカツ」「豚ヒレ」(以上200円)などをそろえる。「うまい棒」「ポテトフライ」などを並べる「駄菓子バー」(30分=500円)は、制限時間内に好きなだけ駄菓子が食べられる。デザートメニュー「懐かしの揚げパン」(400円)は、揚げたコッペパンにきな粉と砂糖をまぶしバニラアイスを添えて提供する。

 アルコールメニューは「生ビール」「角ハイボール」(以上600円)、「レモンサワー」(500円)など20種類以上を用意し、「ラムネ」「オロナミンC」(350円)などのソフトドリンクは10種類以上そろえる。カウンター席は一人での来店客も多く、話をする機会も多いという。

 オープン後は、友人や知人が多く訪れ順調な滑り出しという。太田さんは「出身地の浜北で店を出し、地元の人に親しんでもらいたいと考えていた。一期一会を大切にしているので、ここで楽しい時間を一緒に過ごせたら」と話す。

 営業時間は19時~24時。水曜定休。

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