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浜松で「金のフィナンシェ」販売 大河ドラマ「どうする家康」きっかけに開発

「浜松の新しい名物として多くの人に知ってもらいたい」と話す西山店長

「浜松の新しい名物として多くの人に知ってもらいたい」と話す西山店長

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 スイーツブランド「Patisserie Financier(パティスリーフィナンシェ)」が7月27日、菓子「浜松出世フィナンシェ」の販売を始めた。

「パティスリーフィナンシェ」の「浜松出世フィナンシェ」

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 ドライブインを運営する「さかな家物産店」(西区湖東町)が展開する同ブランドは、地元浜松から新しい名物を生み出したいと今年7月にスタート。浜松を舞台にする大河ドラマ「どうする家康」の放送きっかけに、「縁起の良い菓子」を提供しようと同品の販売にこぎ着けた。フランス語で「金融家」「金持ち」を意味する言葉で、金塊のような色と形から名付けられたという「フィナンシェ」に着目したという。パッケージは、ギフトにも適した高級感を演出しようと、金の延べ棒をイメージしてデザインした。

 静岡県産の米粉を使ったグルテンフリーの同商品。自社工房で手作りし、オーブンで時間をかけて焼き上げることで、サックリとした食感を残しつつ、しっとりさも味わえるという。浜松産「三ケ日みかん」を入れることで、爽やかなかんきつの香りが広がる。店長の西山葵さんは「自宅のオーブンで温めるとカリッとした食感に焼き上がり、2度楽しむことができる」と話す。

 発売後の売り上げは順調で、目標販売数は達成したという。今後は、地元産の抹茶やフルーツ、ナッツなどの食材を使ったフィナンシェや、グルテンフリーの新商品の販売を予定する。西山さんは「アレルギーにも配慮した商品なので誰もが楽しめる。浜松の新しい名物として多くの人に知ってもらえたら」と話す。

 価格は5個入り1,200円。ドライブイン浜名湖グルメパークと同店ホームページで販売する。

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