サムギョプサル専門店「コギナラ」(浜松市中区田町、TEL 053-455-1177)がオープンして1カ月がたった。
2019年にオープンした韓国料理店「いさんのキッチン」(中区千歳町)がこの度、店名を変更して移転リニューアルした。リニューアル前は若い女性をメインターゲットにしていたが、幅広い年齢層が楽しめるように、「大人もくつろげる韓国料理店」をコンセプトに定めた。豚バラの三枚肉を焼いて食べる「サムギョプサル」をメインに、一品料理からスイーツまで幅広い韓国料理を用意する。
店舗面積は約42坪。席数は、テーブル=37席、5人個室=3室。店舗デザインは、黒やダークブラウンを基調に、男性客も来店しやすいようシックで落ち着いた雰囲気に仕上げた。
焼き肉メニューは、事前にわら火であぶった肉を提供し、各テーブルのコンロで焼き上げて食べる。わら火であぶることで肉のうま味を閉じ込め、燻製(くんせい)したような香りも楽しめるという。看板メニューの「わら焼きピョサムギョプサルセット」は、約3センチの厚切りした骨付き豚バラ肉を使い、歯切れの良い肉質と上品な甘みを味わえるという。肩ロースの首に近い部位を使う「わら焼き極上モクサルセット」(以上、1人前=1,958円)は、赤身と脂身のバランスが良く、あっさりとしながらも、肉の強い味わいを楽しめるという。いずれの焼き肉メニューも、キムチやサンチュ、サラダなどをセットにして提供し、2人前から注文を受け付ける。
しょう油ベースの自家製タレで漬け込んだワタリガニを生のまま食べる「カンジャンケジャン」(5,478円~)や、自家製麺を使う「水冷麺」(1,078円)などの一品料理もそろえる。ドリンクは、韓国ビール「TERRA(テラ)」(969円)、微炭酸で飲みやすい「生マッコリ」(1,650円)、韓国焼酎「チャミスル」(1,078円)などを用意する。
オープン後、週末は満席の日も多く順調な滑り出しという。店長の李青泉(イ チョンチョン)さんは「わら焼きサムギョプサルは、浜松では見かけないメニューなので一度味わってほしい。焼き肉以外にも珍しい韓国料理を多くそろえているので、楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌5時まで)。