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浜松・千歳町に居酒屋 「居心地のよい空間」で国内外のお酒と料理を提供

天井や壁に木材を使った和モダンスタイルのカウンター

天井や壁に木材を使った和モダンスタイルのカウンター

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 居酒屋「酒と肴(さかな) ひらり」(浜松市中区千歳町、TEL 053-488-8872)がオープンして1カ月がたった。

浜松出身で書道家の中澤希水さんが手がける店名看板

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 野中貴代さんと和久田千恵子さんの姉妹が営む同店。野中さんは「女将(おかみ)」、和久田さんはしゃれで名付けたという「小将(こかみ)」という肩書きを使う。野中さんはテレビドラマで見た「カウンターで接客するママ」の姿に憧れ、いつか自分も挑戦したいと飲食店を経営していた両親からノウハウを学び、オープンにこぎ着けた。

 席数は、テーブル=24席、カウンター=6席。店内は、天井や壁に木材を使った和モダンスタイル。くつろげるように掘りごたつ席を導入し、ロールスクリーンで個室のように仕切れるよう工夫する。看板の店名は、浜松出身で書道家の中澤希水さんが手がける。

 「おいしいお酒を居心地のよい空間で味わう」をコンセプトに、なるべく地元の食材を使った料理やつまみを提供する。季節ごとに内容を変える「おばんざい3点」(1,400円)は、「ナスの揚げ出し」「牛すき煮」「厚揚げのみそ炒め」などを用意する。50年以上板前の経験を持つ野中さんの父のレシピを引き継いだという「だし巻きたまご」(800円)、市場で見定めた旬の魚を使った「刺身盛り合わせ」(1,200円)などをそろえる。ホルスタイン種の牛を中心に飼育する「太田牧場」(袋井市)から仕入れるデザートの「3点盛り」(1,500円)は「ミルクアイス」「ガトーショコラ」「チーズケーキ」を寄せる。

 アルコールメニューは、日本酒、ウイスキー、焼酎、ワイン、シャンパンなど50種類以上をそろえる。地元酒店「蔵酒なつめ」(浜松市北区三ケ日町)など国内外を問わず、2人が出合った「おいしい」酒を仕入れ「来店者にも自分が好きな酒を見つけてもらえたら」と話す。「関谷醸造」(愛知県)の日本酒「蓬莱泉(ほうらいせん)」は、生原酒「空」(1合=3,500円)や「一塵」(720ミリリットル=1,800円)などをそろえる。

 オープン後は、女性の1人客など老若男女問わず来客があるという。野中さんは「仕事や日常で疲れた時に気軽に寄ってもらい、癒やされるような店を目指している。お酒と料理をゆっくり味わってもらえたら」と話す。

 営業時間は17時30分~23時(金曜・土曜は24時まで)。日曜・月曜・祝日定休。

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