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浜松・鴨江にアジア料理店 スパイスカレー要素加えたオリジナル麺料理

「新しい麺料理をたくさんの人に食べてもらいたい」と話す店主の芥川さん

「新しい麺料理をたくさんの人に食べてもらいたい」と話す店主の芥川さん

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 アジア料理店「シュガー&スパイス」(浜松市中区鴨江、TEL 053-453-8764)が8月14日、オープンした。

タイの麺料理「カオソーイ」を基にアレンジした「香辛伽哩麺」

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 店主の芥川修造さんは、2015(平成27)年にトンテキとカレーがメインの洋食店「シュガー&スパイス」(中区早出町)をオープンしたが、昨年4月にコロナ禍や物価高などの影響で閉店を決めた。一度飲食業から離れたが、過去にアジア料理店で修業した経験を生かしてカレーやスパイスを使った料理を軸に新しいジャンルで挑戦したいと、移転オープンに踏み切った。

 店舗面積は約18坪。席数は、テーブル=10席、カウンター=6席。靴を脱いで入る店内は木目調の床で落ち着いた雰囲気に仕上げ、全席に掘りごたつを導入。壁の竹材やモザイクタイルの照明でアジア感を演出する。

 看板メニューは、タイの麺料理「カオソーイ」を基にアレンジした「香辛伽哩麺(こうしんかりぃめん)」。鶏だし、ココナツミルク、ハッカク、ローリエを入れたクリーミーなスープに香味野菜やスパイスで作ったカレーペーストを合わせる。スパイスにはかんきつの香りが強いネパール産サンショウやカルダモン、フェンネルなどを使い、麺は「ますだ製麺」(中区西浅田)に特注した平打ちちぢれ麺を使う。「スパイスカレーの要素を融合させた新しい麺料理ができた。麺はスープによく絡むように試作を重ねた」と芥川さん。

 「香辛伽哩麺」(950円)は、ひき肉、ヤングコーン、スパイスで味付けした枝豆など6種類の具材をのせる。通常の「香辛伽哩麺」に変化を加えたメニューは、自家製マーラーオイルを加えた「レッド」、焦がしニンニクやブラックペッパーをかけた「ブラック」(以上1,100円)、塩味玉やエビなどをのせた「スペシャル」(1,350円)などを用意する。

 サイドメニューは、豚バラ軟骨を5時間以上煮込んでご飯にかけた「パイカ飯(はん)」(大=900円、小=500円)、「ライス」(150円)など。杏仁ドリンクにヨーグルトクリームと甘酸っぱい果物「サンザシ」のクッキーをトッピングした「飲む杏仁豆腐」は、「プレーン」「イチゴ」「黒蜜」などを用意する。

 芥川さんは「ラーメン好きをはじめ、カレーやスパイス料理が好きな人など、新しい麺料理をたくさんの人に食べてもらいたい。女性一人でもゆっくりできる空間なので、気軽に来店してもらえたら」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時~14時30分、ディナー=18時~20時30分。

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