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浜松・西伊場町にオムレットケーキ店 おやつ時間に片手で食べられるスイーツ

「笑顔になれるスイーツを提供したい」と話す店長の森泉さん(右)とスタッフ

「笑顔になれるスイーツを提供したい」と話す店長の森泉さん(右)とスタッフ

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 オムレットケーキ専門店「082(おやつ)」(浜松市中区西伊場町、TEL 053-571-0082)が9月10日、オープンした。

生クリームとカスタードクリームを挟んだ「オムレットケーキ プレーン」

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 ダイビング事業や飲食店を展開する「b・e(ビーイー)」(中区)が運営する同店。店長の森泉弥寿子さんは製菓専門学校を卒業後、パティシエやホテルの料理人として10年以上経験。趣味のダイビングをきっかけに「b・e」へ入社し飲食部門を担当した。自身の経験を生かしたいと、県内でも珍しいオムレットケーキ専門店としてオープンに踏み切った。

 店舗面積は約3坪。テイクアウト専門で営業する。トレーラーハウスを使った店舗は海をテーマに、青いタイル柄の床や空をイメージした水色の天井をあしらう。特注の琉球ガラスのランプシェードは、割れたガラスを組み合わせて作られたもので「SDGsを意識した店にしていきたい」と話す。

 「片手で気軽に食べられる」をコンセプトに、スポンジケーキにクリームなどを挟んで2つ折りにした「オムレットケーキ」をそろえる。生地には地元養鶏場「青い鳥牧場」(浜北区)の卵を使う。卵の泡立ちが良いためふわっとした軽い生地に仕上がり、米粉を使うのでもちもちとした食感も味わえるという。「リキュールやバニラの風味をあえてなくすことで素朴な味に仕上げた」とも。生クリームとカスタードクリームを挟んだ「プレーン」(350円)は、小麦粉を使わない自家製カスタードクリームを使う。ココア風味の生地にチョコレートクリームを挟んだ「チョコレート」(400円)のほか「バナナ」(380円)、「シャインマスカット」(420円)をそろえ、今後メニューを増やす予定という。

 「忙しい日常の中でほっとできるおやつ時間のお供を目指している。笑顔になってもらえるようなスイーツを提供したい」と森泉さん。「昔から好きだったオムレットケーキのおいしさを広めていけたら。学生にも気軽に立ち寄ってもらいたい」とも。

 営業時間は11時~18時30分。月曜定休。

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