個室焼き肉店「忠心蔵」が9月27日、商業ビル「WAVE BLDG.」(=旧浜松松竹ビル、浜松市中区肴町)内にオープンした。
浜松市の中心市街地で飲食店を多店舗展開する「RHC」(中区)が運営する同店。店長の渡部修司さんは、飲食業界で約30年間勤めてきた経験を持つ。知人のRHC社員から話を聞き、同店に隣接する「浜松出世横丁」をオープンする計画を知ったという。「浜松出世横丁」は、先月22日にオープンした飲食店7店が並ぶグルメ横丁。「浜松の街中を盛り上げるための計画と聞き、その思いに共感した」と渡部さん。同店の店長を勤めるため同社に転職し、立ち上げから携わることになったという。
店舗面積は約70坪。4~6人個室を10室備え、個室をつなげることで最大20人まで対応できる。店内は、グレーと黒を基調にした高級感あるシックなデザイン。プライベートな空間でゆったりと過ごしてもらおうと、全室個室にした。
メニューは、「赤身と脂身のバランスが良い」(渡部さん)という「忠心蔵カルビ」(1,200円)、「牛肉のクイーン」とも呼ばれるヒレ肉の希少部位「シャトーブリアン」(3,500円)など。Aランクの黒毛和牛のみを使う。
サイドメニューは、牛テールを3日間かけてじっくりと煮込み骨の中のエキスを凝縮させて濃厚な味わいに仕上げたという「コムタンスープ」(980円)、約2時間かけて仕込んだ自家製コチュジャンを使った「キムチ」(450円~)など。
今後は地元産ブランド牛などを加え、メニューを増やしていくという。店長の渡部さんは「来店した方の意見に応えながらより良い店にしていきたい。まずは気軽に来店してもらい、おいしい料理で笑顔になってもらえたら」と話す。
営業時間は17時~翌4時。月曜定休。